GWも中盤。5月3日(水)は『第33回静岡国際陸上競技大会』がエコパスタジアムで行われます。
かつては草薙競技場で開催され、『草薙リレーカーニバル』という大会名だったような覚えがあります。(間違ってたらごめんなさい!)
エコパは日本では屈指の陸上競技場で、私的には日産、ヤンマー、エディオンと並んで好記録を生みやすい「ビッグ4」ではないかと思っています。何より、静岡西部の温暖な気候が、特にこの季節のトラック&フィールドにはうってつけです。
https://www.ecopa.jp/facilities/stadium/ エコパスタジアムHPより
例年この大会では、男女の200mや周回レース(400m、400mH)に好記録が出ます。男子200には「ビッグ4」+桐生祥秀という、目のくらむような顔ぶれがエントリー。(織田記念の100m決勝をDNSした藤光謙司は微妙でしょうか?)特に、最近チームの勢いが凄まじい上にお膝元でもあるスズキ浜松ACの原翔太に期待しています。
男子400mもトップクラスが揃いましたが、ウォルシュ・ジュリアン(東洋大3)は『ワールドリレーズ』での様子から察するに、今回は欠場でしょう。金丸祐三(大塚製薬)の復調如何をチェック。
男子400mHでは、海外を転戦した野澤啓佑(ミズノ)の調子が上がってこないのが心配です。どうも、昨秋のDL最終戦以来、リズムを狂わせているのかもしれません。彼のように海外で試合数をこなすという姿勢は非常に大切なことなので、今後も引き続き取り組んでもらいたいですし、この静岡から川崎にかけて、取り戻してもらいたいものです。
女子200mは、福島千里の状態が心配。昨年は春先から「絶好調宣言」がありましたが、やはり軽い故障の連続に苦しみました。プロに転じた今季は焦らず慌てず、経験を重ねつつじっくりと日本選手権にピークを合わせる感じでよいと思います。何と言っても彼女は女子陸上界の宝ですから。
他では、400mの青木りん(東邦銀行)、400mHの梅原紗月(住友電工)といった社会人ルーキーの躍進に期待しています。