まとめです。ふー!

◆第65回兵庫リレーカーニバル(GP種目上位ほか)
長距離種目ではロンドン参加標準記録の突破が期待されましたが、男子はディク(タヌイを破る大金星!)のタイムからすると絶好のペースになりながら、日本選手はついていけなかったようです。
既に15人が標準突破している女子10000mは、到達者の一人・松田瑞生が余裕の優勝。筒井、堀あたりはあと一息でした。
1500m男子、注目の遠藤日向の実業団デビュー戦は残念な結果に。
女子は地元の西脇工はじめ高校生の有力どころが出場しましたが、いずれも自己新には至らなかったようです。

◇男子1500m(出場15人)
① 3'45"08 松枝 博輝(富士通)
② 3'46"43 鎧坂 哲哉(旭化成)
③ 3'46"82 戸田 雅稀(日清食品G.)
④ 3'46"94 井上 弘也(上武大4)
⑤ 3'47"18 西岡 喬介(中電工)
⑥ 3'47"23 河村 一輝(明治大2)
⑦ 3'47"49 秦 将吾 (大塚製薬)
⑧ 3'49"72 仲村 尚毅(関西学院大4)
⑨ 3'51"11 遠藤 日向(住友電工)

◇男子10000m
①27'39"40 ディク・ジョナサン(日立物流)
②27'45"85 ポール・タヌイ(九電工)
③27'48"51 ニコラス・コシンベイ(トヨタ自動車)
④28'07"23 上野裕一郎(DeNA)
⑤28'14"14 市田 孝 (旭化成)
⑥28'15"40 設楽 悠太(Honda)
⑦28'16"61 早川 翼 (トヨタ自動車)
⑧28'19"89 栃木 渡 (順天堂大4)
⑨28'38"36 塩尻 和也(順天堂大3)
⑩28'41"96 浅岡 満憲(日立物流)
⑪28'44"71 鈴木 塁人(青山学院大2)
⑫28'46"64 猪浦 舜 (八千代工業)
⑬29'01"23 中島 公平(城西大4)
⑭29'01"54 茂木圭二郎(旭化成)
⑮29'03"56 寺内 將人(愛知製鋼)
⑯29'07"57 工藤 有生(駒澤大4)
⑰29'10"29 上田 健太(山梨学院大4)
⑱29'11"57 高砂 大地(中央学院大2)
⑲29'23"08 山藤 篤司(神奈川大3)
⑳29'26"03 大六野秀畝(旭化成)
㉑30'02"98 下 史典(駒澤大3)

◇男子3000mSC(出場9人)
① 8'38"87 山口 浩勢(愛三工業)
② 8'42"72 松本 葵 (大塚製薬)
③ 8'49"34 荻野 太成(神奈川大2)

◇アシックスチャレンジ男子10000m(22日・出場47人)
①27'55"10 サイモン・カリウキ(日本薬科大3)
②28'02"85 ドミニク・ニャイロ(山梨学院大3)
③28'04"51 横手 健 (富士通)
⑦28'24"13 村山 謙太(旭化成)
⑨28'44"07 圓井 彰彦(マツダ)

◇男子円盤投(出場13人)
① 56m75 湯上 剛輝(トヨタ自動車)
② 56m44 米沢茂友樹(オリコ)
③ 56m40 堤 雄司 (群馬綜合GS)

◇女子1500m
① 4'13"64 アン・カリンジ(豊田自動織機)
② 4'17"79 陣内 綾子(九電工)
③ 4'18"59 田中 希実(西脇工業高3)
④ 4'19"13 和田 有菜(長野東高3)
⑤ 4'20"31 飯野 摩耶(第一生命G.)
⑥ 4'20"61 上田 未奈(城西大3)
⑦ 4'21"52 森川 千明(ユニクロ)
⑧ 4'22"04 後藤 夢 (西脇工業高3)
⑨ 4'22"87 高松智美ムセンビ(薫英女学院高3)
⑩ 4'26"69 向井 智香(名城大2)
⑪ 4'28"51 卜部 蘭 (東京学芸大4)
⑫ 4'29"92 西脇 舞 (天満屋)
⑬ 4'30"87 樽本 知夏(須磨学園高3)
⑭ 4'32"79 高橋 ひな(NIKE TOKYO TC)
⑮ 4'33"04 須永 千尋(資生堂)
⑯ 4'33"73 工藤 杏華(日体大1)
⑰ 4'42"23 下田平 渚(ダイハツ)


◇女子10000m
①32'15"85 松田 瑞生(ダイハツ)
②32'16"44 筒井 咲帆(ヤマダ電機)
③32'22"18 堀  優花(パナソニック)
④32'25"41 オバレ・ドリカ(日立)
⑤32'39"16 細田 あい(日体大4)
⑥32'40"92 棟久 由貴(東農大2)
⑦32'43"45 堀江 美里(ノーリツ)
⑧32'48"00 井上  藍(ノーリツ)
⑨32'52"41 関谷 夏希(大東文化大2)
⑩33'05"88 出水田眞紀(立教大4)
⑪33'08"13 小﨑 まり(ノーリツ)
⑫33'08"16 竹地 志帆(ヤマダ電機)
⑬33'08"26 清水萌衣乃(東農大3)
⑭33'08"93 池田絵里香(肥後銀行)
⑮33'11"56 フェリスタ・ワンジュグ(ユニバーサル)
⑯33'14"82 谷本 観月(天満屋)
⑰33'19"68 津崎紀久代(ノーリツ)
⑱33'24"93 池満 綾乃(鹿児島銀行)
⑲33'25"94 赤坂よもぎ(名城大4)
⑳33'28"70 橋本 奈海(デンソー)
㉑33'32"16 田中 華絵(第一生命G.)
㉒33'35"78 藤原あかね(松山大3)
㉓33'39"17 石澤ゆかり(エディオン)
㉔33'39"44 和田優香里(立命館大4)
㉕33'39"93 川上さくら(TOTO)
㉖33'48"11 横石 悠貴(九電工)
㉗33'55"58 宇都宮亜依(宮崎銀行)
㉘33'59"72 新井沙紀枝(肥後銀行)
㉙34'04"12 清水 真帆(大阪学院大4)
㉚34'33"37 川上わかば(TOTO)
㉛35'00"00 唐沢 ゆり(日体大4)
㉜35'12"77 今村 咲織(順天堂大4)

◇女子3000mSC
①9'50"72GR三郷実沙希(スズキ浜松AC)
②10'09"52 佐藤 奈々(スターツ)
③10'12"52 藪田 裕衣(京都産業大)
④10'17"54 森 智香子(積水化学)
⑤10'28"45 小池 彩加(エディオン)
⑥10'39"11 瀬川 帆夏(シスメックス)
 DNS 高見澤安珠(松山大4)

◇女子走高跳(出場12人)
 1m76 仲野 春花(早稲田大3)
② 1m73 徳本 鈴奈(福岡大3)
③ 1m73 平山  遥(高稜高校AC)
 1m70 京谷 萌子(北海道ハイテクAC)


◇女子走幅跳(出場11人)
① 6m36 枡見咲智子(九電工)
② 6m36 清水 珠夏(城北信用金庫)
③ 6m29 辻本愛莉香(大阪成蹊大4)

◇女子円盤投(出場16人)
①49m23 郡 菜々佳(九州共立大2)

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感想(2件)


◆TOKYO Combined Events Meet 2017(GP種目上位)
時々ライブ・ストリーミング映像を注視していましたが、お寒い雰囲気に選手も縮こまってしまったのでしょうか、男女ともにパッとしない結果でした。
せっかくライブ映像を配信するのであれば、もう少しスイッチングや音声演出、画面情報など、さほど経費をかけずとも改善できる余地がたくさんあります。音声は放送室からのラインアウトのみなので、会場の雰囲気が伝わりません。(号砲の音さえ聞こえない)しかも、耳障りなBGMがずっと流れてるし(選曲の良し悪しではなくて、音質の悪い会場BGMをそのままラインアウトしているのでうるさくてしょうがない)。
私に、相談してみませんかね?
2017東京混成

◇男子十種競技(出場22人・完了17人)
①7787pt. 右代 啓祐(スズキ浜松AC)
②7780pt. 中村 明彦(スズキ浜松AC)
③7490pt. 川崎 和也(Team Accel)

◇女子七種競技(出場17人・完了16人)
①5659pt. ヘンプヒル恵(中央大3)
②5524pt. 宇都宮絵莉(長谷川体育施設)
③5405pt. 山﨑 有紀(九州共立大4)

◆吉岡隆徳記念第71回出雲陸上
桐生祥秀が2レースともに標準記録(10秒12)を突破する好タイム。9秒台はいつ出てもおかしくない気配です。
特殊種目の300mでは、女子の青山聖佳が久保倉里美の日本記録37秒80を破りました。


◇招待男子100mウォームアップレース
1組(+1.1) ①10"11 桐生 祥秀(東洋大4)
②10"32 藤光 謙司(ゼンリン)
2組(+1.5) ①10"37 高瀬  慧(富士通)
②10"45 猶木 雅文(大阪ガス)

◇YOSHIOKA SPRINT男子100m(-0.5)
①10"08  桐生 祥秀(東洋大4)
②10"41  高瀬  慧(富士通)
③10"42  野川 大地(住友電工)

◇YOSHIOKA SPRINT男子300m
①32"47  藤光 謙司(ゼンリン)
②32"86  東  魁輝(NTN)
③33"04  木村 和史(四電工)

◇YOSHIOKA SPRINT女子100m(+1.4)
①11"89  青木 益未(七十七銀行)
②12"00  足立紗矢香(青山学院大3)
③12"03  藤森 安奈(As-meESTELLE)

◇YOSHIOKA SPRINT女子300m
①37"76NR 青山 聖佳(大阪成蹊大3)
②38"09  藤沢沙也加(セレスポ)
③38"47  青木 りん(東邦銀行)

◆第256回日本体育大学長距離競技会
◇女子1500m第7組(出場17人)
① 4'25"79 中川 文華(積水化学)
② 4'26"88 倉岡 奈々(デンソー)
③ 4'27"10 由水 沙季(ユニバーサル)
⑦ 4'30"88 リンズィー ヘレナ芽衣(金沢高3)

◇女子3000m第5組(出場32人)
① 8'53"70 ヘレン・エカラレ(仙台育英高3)
② 9'07"55 小笠原朱里(山梨学院高2)
③ 9'09"85 エスタ・ムソニ(仙台育英高1)
④ 9'09"95 小井戸 涼(日立)
⑤ 9'15"50 岡本 春美(三井住友海上)
⑥ 9'20"52 高見沢里歩(松山大2)
⑦ 9'21"21 菊池 理沙(日立)
⑧ 9'21"49 緒方 美咲(松山大3)

◆第7回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン
 (IAAFゴールドレーベル・レース)
安藤友香は名古屋のハーフ通過タイムよりも1分以上遅く、後半順位を上げましたがやや期待外れ。まあ、調整が順調に進んでいることをよしとしましょう。


◇男子(出場355人・完走351人)
①1:00'57" アレクサンダー・ムティソ(MDソフト)
②1:00'57" マチャリア・ディラング(愛知製鋼)
③1:01'19" ポール・クイラ(コニカミノルタ)
④1:01'27" バーナード・キピエゴ(KEN)
⑤1:01'48" ケネス・ケテル(KEN)
⑥1:02'26" テクレマリアム・メディン(ERI)
⑦1:02'27" ゴイトム・キフレ(ERI)
⑧1:02:32" ジョエル・ムアウラ(黒崎播磨)
⑭1:03'50" 菊池 貴文(SGホールディングス)
⑮1:04'06" 川内 優輝(埼玉県庁)

◇女子(出場105人・全員完走)
①1:07'44"GR ジョイシリネ・ジェプコスゲイ(KEN)
②1:08'19" ベレイネシュ・オルジラ(ETH)
③1:12'12" 安藤 友香(スズキ浜松AC)
④1:12'22" ミミ・ベレテ(BRN)
⑤1:12'41" 清田 真央(スズキ浜松AC)
⑥1:12'51" 野村 沙世(ユニクロ)
⑦1:14'40" サラ・ホール(USA)
⑧1:15'03" 今田麻里絵(岩谷産業)

◆IAAFワールド・リレーズ2017(バハマ/ナッソー)
4×400mリレーでは、すでに持ちタイム(リオでの37秒68と37秒60)で世界選手権出場を確実にしているとあって、U-20チームのような陣容で臨んだ日本はバトンパスもオーバーハンド。1走・増田のスタートが悪く、流れに乗れないままに3位以下のタイム6番手でB決勝へ。予選ゴール後に脚を故障した大嶋に代わって4×400リザーブの藤原がアンカーに入り、日本帰化後の初代表レースを経験しました。
全般にどの国も走り・バトンワークともにまったく仕上がっておらず、予選でブレイク率いるジャマイカ、決勝ではデグラスを擁するカナダのほかイギリス・オランダが失格という大荒れのレースとなりました。アメリカもアンカー・ガトリンのところでお手玉しながら何とかオーバーゾーンギリギリでつないで38秒43で優勝。ゴール直後に「やっちまったかな?」という表情を浮かべるガトリンの姿が笑えました。2位は39秒台で最後に中国を差したバルバドス。アメリカがやっちまってれば、史上最大のアプセットになるところでした。日本がトップチームを送っていれば、文句なしに金メダルだったでしょう。


4×400mではベストに近いメンバーで予選に臨んだ日本は、1走のエース、ウォルシュが第2コーナーで痛烈な故障を発生してリタイア。僅か100mで日本マイル・チームは終戦となりました。こちらも通過ラインが3分05秒05と低レベルだったので、残念。と同時に、ウォルシュの状態が心配されます。


◇男子4×100m
予選 3組 ③39"52 増田 拓巳(東海大3)-齊藤 勇真(筑波大1)-
山下 潤(筑波大2)-大嶋 健太(日本大2)
B決勝 ③39"52 増田 拓巳-齊藤 勇真-山下 潤-
藤原 武(ユメオミライ)

◇男子4×400m
予選 2組 DNF ウォルシュ・ジュリアン(東洋大3)-田村朋也
(住友電工)-小林直己(セゾン情報システムズ) -堀井浩介(住友電工)

◆ロンドンマラソン
女子でメアリー・ケイタニー(KEN)が、世界歴代2位、女子限定レースでは世界最高となる2時間17分01秒の大記録で優勝しました。
※ポーラ・ラドクリフの世界記録2時間15分25秒は、男性ランナーのペースメイクによるもの

過去ロンドンに4回出場して2度優勝、またニューヨークシティマラソンには昨年まで3連覇中のケイタニーは、これでロンドンは5年ぶり3回目の優勝。昨年キャリアで唯一の大敗(9位)を喫したことでリオ代表から漏れてしまったわけですが、それ以外は8戦6勝、2位・4位(ロンドン五輪)各1回となり、35歳にして名実ともに世界最強の女性ランナーとして君臨することになりました。ハーフ通過はフルマラソン史上最速の1時間6分54秒で、女子マラソンがラドクリフ時代以来、再び超高速化のときを迎えていることを示しています。
2位は2時間17分56秒のエチオピア新記録(世界歴代3位)でティルネッシュ・ディババ、3位はアセレフェチュ・メルギアで2時間23分08秒、4位はヴィヴィアン・チェルイヨトの2時間23分50秒。

男子は24歳のダニエル・ワンジル(KEN)がケネニサ・ベケレ(ETH)の猛追を振り切って2時間5分48秒で優勝。途中いったんペースについていけなくなりながら、“皇帝2世”の意地を見せたベケレが9秒差の2位。3位には、初マラソンとなったビダン・カロキ(KEN=DeNA)が2時間7分41秒で食い込みました。