豊大先生流・陸上競技のミカタ

陸上競技を見続けて半世紀。「かけっこ」をこよなく愛するオヤジの長文日記です。 (2016年6月9日開設)

女子長距離

2024年実業団女子中長距離ランナー総覧(第2版)

 

新年度おめでとうございます!
今年も待望の陸上競技シーズンが、そして100年ぶり開催のパリ・オリンピックへの戦いが、いよいよ始まります。
今年も女子長距離ファンの皆さまに参考資料としていただけるよう、可能な限りのチーム別選手在籍情報をまとめました。「大学チームや実業団男子チームも」というお声をいただきますが、筆者の老力、あいや労力はこれで精一杯です。
全体的に、選手数は増加傾向にあるようで、“2チーム組める”大所帯も増えてきました。せっかく高校や大学で走ることの喜びを味わった女子ランナーたちが、一人でも多く、1年でも長く競技を続けられる環境改善をお願いしたいものです。

なお、編集作業の手順を間違えてしまったため、現在2023年版がご覧いただけない状態になっております。復旧には少し時間をいただきますので、よろしくご理解ください。


<摘要>
▽掲載チーム順は、昨年の『全日本実業団女子駅伝』順位、本戦不出場チームは『同予選会』順位のとおり
▽●は監督、◎は主将
▽太字は昨年掲載時以降の新加入選手、( )内は前所属。
▽※は昨年4月時点での在籍選手中、現在までに引退・退部が確認された選手、移籍先が判明している場合は( )内に記載 
▽補足的なコメントは、概ね『実業団女子駅伝』へ向けたチーム戦力についての私見を述べさせていただいています

◆積水化学(15人)
 ●野口 英盛
 森 智香子/佐藤 早也伽/新谷 仁美/
 卜部 蘭/佐々木 梨七/弟子丸 小春/
 ◎長澤 日桜里/楠 莉奈/田浦 英理歌/

 荒井 優奈/山本 有真
/
山賀 瑞穂/
 松本 明莉/木村 友香(資生堂)/
 道下 美槻(立教大)

人数も個々のポテンシャルも圧倒的な戦力で全日本を制した昨年の陣容から欠けるところなく、さらに全体の1/3を占めるまでになったTWO LAPS勢の増殖(?)は頼もしい限りです。実業団とクラブ・チームが見事に融合した最初の成功例として、今季も話題を振りまいてくれることを期待しましょう。

◆日本郵政グループ(13人)
 ●髙橋 昌彦
 
鈴木 亜由子/太田 琴菜/
大西 ひかり/
 菅田 雅香/
廣中 璃梨佳/小坂井 智絵
 /土井 葉月
/
和田 有菜/山中 菜摘/
 
牛 佳慧/
杉森 心音/田島 愛莉/ 
 カリバ・カロライン・ワンジュグ
(神村学園高)
 ※
三原 梓(ルートインへ)/樽本 知夏

超弩級の大砲・カロライン選手の加入で、駅伝の勝負という意味では俄然面白くなってきました。ただ「世界と戦う」ポジションにいる廣中選手や鈴木選手を別にすると、頂点に向けては中堅層の底上げが課題になると思われます。昨年入社の若手あたりに、ぜひそこを担ってもらいたいものです。

◆パナソニック(12人)
 ●安養寺 俊隆
 ◎中村 優希/森田 香織
/渡邊 菜々美
 
/信櫻 空/川口 幸奈/
 ジャネット・ニーヴァ
/
境田 百花/
 小倉 紘
/保坂 晴子(日本体育大)/
 渡邉 来愛
(仙台育英高)/
 野上 菜那
(東大阪大敬愛高)/
 石川 桜子
(豊田大谷高)

 ※
内藤 早紀子/堀 優花/伊藤 南美

かつての全日本2連覇を支えた内藤・堀の両中軸が引退。しかし補強は充実しており今季も上位を狙える戦力が整いました。突出したエースがいないだけに、若きキャプテン・中村選手の一層の飛躍を期待しています。

◆資生堂(11人)
 ●青野 宰明
 ◎
高島 由香/
前田 海音/五島 莉乃/ 
 ジュディ・ジェプングティチ/
 一山 麻緒/
大谷 菜南子/干飯 里桜/
 井手 彩乃/柴田 来夢
(ともにワコール)
 風間 歩佳(中央大)/石田 萌笑(益田東高)

 ※
木之下 沙椰

木村・樺沢・佐藤といったエース級が抜けても、変わらず少数精鋭でチーム力は十分。なにしろ女性にとっては引く手数多の職場ですから、補強に苦労することはないのでしょう。昨年の駅伝は不本意な順位でしたが、要因はMGC直後だった一山選手の絶不調と明確です。今年も優勝候補の一角として、特に井手選手の覚醒に期待しています。

◆ダイハツ(13人)
 ●山中 美和子
  アドバイザー:木﨑 良子
 ◎竹本 香奈子/前田 彩里/大森 菜月
 /松田 瑞生/上田 雪菜/柴田 佑希/
 加世田 梨花/西出 優月/武田 千捺/
 村尾 綾香/上野 優月
/
西澤 茉鈴/ 
 細谷 愛子

※4/2現在HP更新なし。
松田選手や加世田選手のオリンピック・チャレンジがひと段落したところですが、昨年は会社そのものが大きなスキャンダルを巻き起こしたそのダメージがチームに及ばないかどうか、まずはそこが心配です。選手が競技に没頭できる態勢の維持に努めておられるであろうスタッフの苦労がしのばれます。その懸念さえなければ、今季も強いチームであることには変わりありません。


◆第一生命グループ(13人)
 ●早瀬 浩二
  アドバイザー:尾崎 好美/田中 智美
 原田 紋里/出水田 眞紀/古川 結美/
 櫻川 響晶/小海 遥
/鈴木 優花/
 松本 奈々/
飛田 凜香/樋口 ほのか/
 
増渕 祐香(名城大)/
 中後 心晴(市立船橋高)/宮内 結愛(鳳凰高)
 /深澤 雫月(宇都宮文星女高)

 ※
藤岡 加梨/関谷 夏希(クレーマージャパンへ)

チームを創り育ててきた山下佐知子さんが監督を勇退し、実業団女子随一の名門長距離チームが新たなフェイズに突入します。今春も補強がうまくできて、名門に相応しい陣容が整ってきました。鈴木・小海の両エースにはオリンピックでの活躍を期待する一方で、秋の駅伝でもトップ3を争う気配を濃厚に感じています。
※4/8関谷選手の移籍退部を追記。

◆天満屋(12人)
 ●山口 衛里
  専任コーチ:
武富 豊
 小原 怜/前田 穂南/
松下 菜摘/
 渡邉 桃子
/𠮷薗 栞/干飯 奈桜/ 
 立迫 志穂/高橋 実夢/片岡 碧巴葉
/
 西村 美月
/山口 綾(白石高)/
 新井 えりか
(東大阪大敬愛高)

 ※
谷本 観月/大東 優奈/翁田 あかり

こちらも監督が交代。かつて都道府県駅伝で岡山を率いた経験もある山口新監督の手腕は折り紙付きですが、武富前監督にも、前田選手に「アレのアレ」を獲らせる大仕事をお願いしたいところです。大ベテランとなった小原選手の現役継続は嬉しい限りですが、せっかく現役復帰した翁田選手には、ぜひ一度「あの大勢選手のお姉さん!」という実況を聞かせて欲しかった。渡邉選手、立迫選手といった若手から、次のオリンピックへの期待も膨らむ1年となって欲しいものです。

◆岩谷産業(13人)
 ●廣瀬 永和
  アドバイザー:野口 みずき
 安井 絵理奈/中野 円花/
青木 奈波/
 川村 楓/
前田 梨乃/西尾 咲良/ 
 塩見 綾乃/若井 莉央/
久木 柚奈/
 渡辺 光美/小山 愛結/八木 美羽/
 
佐藤 千紘
(大阪学院大)
 ※
萩原 柚乃

戦力が充実した昨年は、実業団女子駅伝予選会1位通過、本戦シード入りと、予想通りの躍進ぶりを見せました。会社が予選会のメインスポンサーを務め、野口アドバイザーが実況解説席ではしゃぐなど、バックアップ態勢には羨むべきものがあります。これといったスター選手のいない叩き上げ集団の中から、一人・二人と日本代表レベルの選手が育ってくれば、チームはさらに一皮むけることでしょう。

 

◆三井住友海上(11人)
 ●鈴木 尚人
 カマウ・タビタ・ジェリ
/福居 紗希/
 根塚 みのり/
西山 未奈美/
 
吉原 あかり/松田 杏奈/清水 萌 /
 
樺沢 和佳奈/小林 成美/小松 優衣/
 兼友 良夏(京セラ)
 ※片貝 洋美/黒川 円佳

昨年の収穫は、資生堂から移籍加入した樺沢選手の期待以上の活躍ぶり。高校時代から注目されながら大学では足踏み状態でしたが、ここへ来て本格化という感じです。彼女を中軸に、3000mSCの西山選手や大学駅伝のスターだった小林選手、さらにはマラソンに取り組む選手などが出てくると、駅伝女王復活への道筋が見えてくると思うのですが。

◆エディオン(12人)
 ●沢栁 厚志
 ◎矢田 みくに
/市田 美咲
/細田 あい/ 
 工藤 杏華/安 なつ美/中島 紗弥/
 水本 佳菜
/溝上 加菜/平岡 美帆
/
 
樫原 沙紀(筑波大)/
 片山 乙葉(小林高)
/
 
名和 夏乃子(長野東高)

 ※
萩谷 楓/江口 美咲

大エース萩谷楓選手の突然の引退には驚かされましたし、駅伝も前年の躍進から急降下、細田選手はパリ代表に一歩及ばず補欠待機…と、チームにとってはもどかしさの募る1年だったことでしょう。もう少し郷土色を強めるなどして、地元の応援を味方につけるような試みがあってもよいかもしれません。
※樫原選手は「一般種目ブロック」に登録されているため、駅伝要員となるかは不明。

◆ユニクロ(10人)
 ●長沼 祥吾
 
吉川 侑美/
平井 見季/加藤 綾華/
 
朝日 春瑠/平島 美来/阿部 円海/
 
川口 桃佳/井澤 奈甫/後藤 夢/
 澤井 柚葉
(筑波大)
 ※
水口 瞳/福田 有以/
  康本 花梨(メモリードへ)/
  中村 麻衣/尾方 星華

水口選手・中村(荘司)選手といった個性的な中堅選手が引退し、大器と言われた福田選手も復活ならず、いま一つ盛り上がりに欠ける昨今の状況です。世界クロカンでいいところのなかった川口選手の巻き返し、そして何といっても美魔女・吉川選手の奮闘が起爆剤として期待される処です。
※4/8康本選手の移籍先を追記

◆ルートインホテルズ(11人)
 ●
木村 泰人
 カムル・パウリン・カベケ/
 藤田 正由加/坂本 ちほ
/
 三原 環/
大西 夏帆/岡田 柚希/
 
保科 琴音/小澤 心羽/
 堀尾 和帆(ベアーズ)/
 三原 梓
(日本郵政G.)/
 田中 愛友里
(八戸学院光星高)

 ※
寺島 優奈/日高 侑紀

◆スターツ(6人)
 ●(不在)
  アドバイザー:高橋 尚子
 
ローズメリー・ワンジル・モニカ(再登録)
 /ワングイ.エスター.ワンブイ/
 西川 真由/
原田 萌花/佐藤 鳳羽/
 
對馬 千紘
 ※
佐藤 奈々/上杉 真穂/北村 遥/
  上荒磯 利音
(いずれも東京メトロへ)

HP更新がされていないので新年度情報は不詳ですが、監督をはじめとする大量離脱で窮地にあることは間違いなさそうです。マラソンの世界的スターとなったワンジル選手はチーム戦には関わらないでしょうから、(そもそも外国人は1人しかエントリーできない)このままでは駅伝参加は厳しいのかもしれません。

◆大塚製薬(9人)
 ●河野 匡(部長兼女子部監督)
 ◎棚池 穂乃香/川内 理江
/福良 郁美
 
/真也加ジェルーシャ有里/津熊 彩/
 
塚本 衣音/西本 麻矢/戎井 那奈/
 小林 香菜
(前橋市陸協)
 
※岡田 唯/西谷 沙綾

大学の陸上部にも所属していなかった市民ランナーの小林選手(早稲田大卒)が、大阪国際女子マラソンの走りを評価されて、マラソン育成には定評のあるこのチームにやって来ました。どう化けるか、ちょっと注目してみたいと思います。

◆ユニバーサルエンターテインメント(12人)
 ●深山 文夫
 和久 夢来/鷲見 梓沙/
 ナオミ・ムッソーニ/
奥村 沙帆/
 
山﨑 夢乃/田川 友貴/中尾 有梨沙/
 橋本 奈津(元・積水化学)/
 山本 明日香
(エディオン)/
 小代崎 陽向子
(ニトリ)/
 北川 星瑠
(大阪芸術大)/
 橘山 梨乃
(仙台育英高)

 ※
猿見田 裕香(ダイソーへ)/青山 瑠衣/
  篠塚 麻衣/白石 由佳子

かつて全日本実業団駅伝優勝に大きく貢献し、小出監督亡き後も長らくチームを牽引してきた青山選手の引退には、時の流れを感じます。駅伝以外のレース出場が少ない、つまり露出が少ないのがこのチームの欠点で、そのあたりを女優ランナー北川選手が積極的に改革してもらいたいものです。
※4/8小代崎選手の移籍加入(2月)を追記。

◆九電工(10人)
 ●藤野 圭太(女子部)
 ◎唐沢 ゆり/
 キプケモイ・ジョアン・チェプケモイ/
 逸木 和香菜/森田 真帆/河内 愛奈/
 羽江 亜津紗/松本 夢佳(デンソー)/
 朝吹 花菜(九州国際大附高)/
 遠藤 凛々羽
(中村学園女高)/
 ドリーン・チェロップ
(ケニア)

 ※林田 美咲/花房 百伽/保楊枝 乃綾/
  木實 菜月/野崎 光

ようやくエース格に成長してきたと思ったところで引退してしまった林田選手は残念。九州随一の古豪チームも、しばらく苦戦が続きそうですね。
※4/8朝吹・遠藤・チェロップ各選手の入部および野崎選手の退部を追記。

◆京セラ(11人)
 ●若松 誠
 足立 由真/
黒田 澪/白井 明衣/
 
アグネス・ムカリ/池田 こまち/
 徳山 和/榎木 颯月/小園 怜華
/
 藤元 あみ
/古原 夏音(大阪芸術大)
 /川上 羽詩(九国大附高)

 ※
兼友 良夏(三井住友海上へ)/
  川上 望華/阿部 有香里

◆しまむら(13人)
 ●太田 崇
 齋藤 暁/志村 野々花/
髙橋 優菜/
 
座間 栞/柴原 佑紀
/河辺 友依/
 
山ノ内みなみ/
菊地 優子/
 
森尻 真優/山田 桃愛(玉川大)/
 鈴木 杏奈
(大阪芸術大)/
 中馬 蘭奈(豊田大谷高)

 ※
渡邉 唯/森 紫乃/細谷 美鈴

※4/8細谷選手の退部を追記。


◆日立(10人)
 ●北村 聡
 ◎佐々木 瑠衣/池田 千晴/
 田村 紀薫(コーチ兼務)/小井戸 涼/
 佐々木 芽衣/花野 桃子/鈴木 樺連/
 福嶋 摩耶
/加藤 礼菜(中央大)/
 奥本 菜瑠海
(大分東明高)

 ※
バイレ.シンシア.ジェリ(4/14逝去)/
  橋野 玲奈
/長峯 野々花/室伏 香音

唯一の私の地元チーム。頑張ってほしい!

◆センコー(10人)
 ●林 清司
 杉山 明沙/
不破 亜莉珠/下田平 渚/
 
朝比奈 亜妃乃/鈴木 愛美/丹羽 琴音/
 
竹山 楓菜/鳴瀧 ほのか/
 
和田 優香里(元・積水化学)/
 
近澤 里奈(岐阜商高)

 ※森田 歩実(東京メトロへ)/増田 優菜/
  
堀尾 咲月/沖田 美優

◆ニトリ(10人)
 ●平田 和光
 ◎杉浦 穂乃加/菅野 杏華/鈴木 葵/
 古川 璃音/ツラカ・エスタ・ムソニ/
 藤村 華純
/佐久間 珀亜/鈴木 天華/
 炭谷 綺乃(玉川大)/立迫 望美(東洋大)
 ※
小代﨑 陽向子(ユニバーサルへ)/
  岡島 楓/工藤 日女花(TOTOへ)

※4/8小代崎選手の移籍先を追記。

◆ヤマダホールディングス(10人)
 ●横山 景
 筒井 咲帆/荻野 実夕/岡本 春美/
 土田 佳奈/
小指 有未/ 
 スーサン・カモソ/多田 妃奈
/
 田中 那奈
/吉原 莉胡/
 磯野 美空
(関西大)
 ※星野 輝麗/加藤 詩帆加

◆ワコール(8人)
 ●高尾 憲司
 坪倉 琴美/谷口 真菜/安藤 友香/
 枚田 茉優/柳谷 日菜/飯塚 菜月
/
 山下 瑞月
/安田 瑠捺(白石高)
 ※
井手 彩乃/柴田 来夢(以上資生堂へ)
  /宇都 ひなた(鹿児島銀行へ)/
  山下 美智乃

◆キヤノンアスリートクラブ九州(8人)
 ●後藤 透
 ※川上優子アドバイザーは退任
 モカヤ・マータ・モラー/藤川 遥/
 山下 真央/水谷 陽菜/石松 美咲/
 
橋本 奏/中村 日菜多/市原 梨花(宮崎銀行)
 ※今田 麻理絵/松浦 亜依/日隈 彩美/
  大塚 英梨子
(肥後銀行へ)

※4/8大塚選手の移籍先を追記。

◆豊田自動織機(11人)
 ●松田 三笠
 藪下 明音/ヘレン・エカラレ/
 磯部 早良/藤田 あい/
逸見 亜優/
 
新名 春風/吉田 莉帆/
 
壁谷 衿奈(仙台育英高)/
 松本 未空
(鈴鹿高)/
 下森 美咲
(北九州市立高)
/
 坂川 恋露
(鹿児島銀行)

※4/8坂川選手の移籍加入を追記。

◆ダイソー(12人)
 ●岩本 真弥
 相原 美咲/池崎 愛里/
加藤 小雪/
 加藤 美咲/竹原 さくら
 テレシア・ムッソーニ/
 平村 古都/
ムアンギ・レベッカ/
 森 
陽向
/猿見田 裕香(ユニバーサル)/
 垣内 瑞希
(順天堂大)/
 板岡 侑花
(市立呉高)/
 香川 莉々
(四学香川西高)

 ※
松本 のぞみ/町田 萌/岡崎 莉子

※4/8追記。新加入選手が垣内・板岡の2選手のみで、「12名体制」とあることから、香川選手の入部情報を取り消しました。


◆シスメックス(13人)
 ●高尾 博教(監督代行)
 
堀江 美里(コーチ兼任)/
 西原 加純/瀬川 帆夏/石井 寿美/
 
下山田 絢香/酒井 想/田﨑 優理/
 
松本 七海/柴田 彩花/尾崎 光/
 
黒田 愛梨/
酒井 心希/
 竜田 そら
(鳴門高)

森川前監督の急逝を受けてチームがどうなるかと心配していましたが、今季は離脱者もなく一致団結している様子が伺えます。野口みずきを輩出した名門として、再浮上のきっかけになるシーズンにしたいところです。

◆愛媛銀行(8人)
 ●小林 史和
 
◎沖村 美夏/豊田 由希/山中 柚乃/
 二羽 杏美/福田 美空/松井 晶
/
 原 華澄
(大阪体育大)/窪 美咲(東大阪大)
 ※
川尻 萌愛/岡田 倫佳

※4/8原・窪 両選手の加入を追記。

◆ベアーズ(8人)
 ●高柳 祐也
 
◎向井 優香/松井 沙樹/上野 璃々花/
 須田 笑瑠萌/榎本 こころ/坂本 奈穂/
 山﨑 空/矢治 瑠瑞奈


※初掲載につき、前年度からの異動は不明。

◆十八親和銀行(10人)
 ●吉井 賢
 ◎光恒 悠里/三宅 翔子/藤村 光紀/
 北原 芽依/明石 伊央/古本 紗彩/
 安部 実伽子/平岡 美紀/
藤丸 唯/
 
古賀 さくら

◆鹿児島銀行(9人)
 ●中原 拓海
 池満 綾乃/上原 美幸/
久保 亜美/
 
倉岡 奈々/野村 眞央/野村 優花/
 坂口 日菜子/堀田 佳奈/
 宇都 ひなた
(ワコール)
 ※福永 虹美/坂川 恋露(豊田自動織機へ)

※4/7重複記載を訂正、および坂川選手の移籍退部を追記。

◆埼玉医科大学AC(10人)
 ●輿水 勝美
 髙野 美幸/今泉 野乃香/
 伊東 明日香/
飯島 理子/
 
保坂 野恋花/佐々木 萌那/
 古賀 華実/チェボティビン・カドゴ
 /宮内 志佳(日本体育大)/
 杉本 桃香
(三浦学苑高)

 ※
田中 優花/水沼 結衣

   
 
◆東京メトロ(12人)
 ●中村 悠希
  アドバイザー:鈴木 博美
 眞田 木葉/村上 愛華/
加賀谷 智里/
 
赤堀 かりん/内田 奏音/
 森田 歩実(センコー)/
 小笠原 朱里(デンソー)/
 
佐藤 奈々/上杉 真穂/北村 遥/
 上荒磯 利音
(以上4選手スターツ)/
 金井 美凪海(亜細亜大)

 ※
雨宮 氷奈

スターツを離脱した中村監督以下4選手が、揃ってこちらへ入部しました。経緯のほどは、分かりません。そういうところを、陸上ジャーナリズムはしっかり伝えてもらいたいのですが…。それはともかく、なかなか魅力的なチームになってきましたね。本戦進出はかなり有望でしょう。

◆ノーリツ(12人)
 ●(プレイング・ヘッドコーチ)小﨑 まり
 平野 文珠/藤村 晴菜/藤村 晶菜/
 清水 里名/澤田 月乃/白木 万菜/
 日吉 鈴菜/安田 萌加/橋本 佳歩/
 小林 朝(立命館大)/新 楓菜(仙台育英高)

かつて部員のほとんどがマラソン経験者という名門ながら、一時は存続がどうなるかという状態でしたが、見事に再建しつつあります。個人的に小林選手の佇まいがお気に入りなので、新天地でぜひとも活躍してもらいたいと思っています。

◆TOTO(11人)
 ●山本 光宏
 大坪 沙代/
エヴァ・チェロノ/
 小澤 理子/
安藤 みなみ/中原 涼那/
 濵﨑 莉央/
藤本 喬子/須田 花音/
 工藤 日女花
(ニトリ)/
 宮崎 愛栞
(三浦学苑高)/
 山下 紗瑛
(熊本信愛女学院高)

 ※近藤 萌江/西永 菜津

ここも一時は大量離脱で危ぶまれましたが、人数的には持ち直しましたね。「北九州駅伝」の地元としても、巻き返しに頑張っていただきたい。

◆愛知電機(8人)
 ●渡部 絵理
 ◎平山 璃奈/庄司 琴美/
吉田 香澄/
 
鹿内 弥生/齋藤 凛/今井 花笑/
 ※
藤田 愛子/野茂 真美咲

※4/2現在HP更新なし

◆コモディイイダ(10人)
 ●会沢 陽之介
 
松村 雪栄/久保田 みずき/
 久保田
かえで /渡邉 優佳/
 マーガレット・アキドル/
 伊藤 華/鈴木 理子/
市村 珠季/
 渡部 莉奈
/名取 紅美/
 ※
渡会 柴野/西澤 果穂

※4/2現在HP更新なし。

◆肥後銀行(11人)
 ●渡辺 重治
 ◎
菊地 梨紅/
御﨑 舞/儀藤 優花/
 
堤 好伽/
酒井 美玖/高江 友姫/
 塚本 真由/西川 歩夏
/南雲 栞理/
 久保 心優
/大塚 英莉子(キヤノン)
 ※
西田 留衣/秋山 祐妃

※4/2現在HP更新なし。

◆
デンソー(9人)
 ●溝渕 太郎(助監督より昇任)
 池内 綾乃/岩出 玲亜/杉浦 未蘭/
 
宮川 紗那/中澤 咲絵子(駿河台大)/
 平泉 心穂(中部大一高)/松谷 里緒(鳴門高)
 /松平 風花(和歌山北高)/堀 綾花(神戸学院大)

 ※
松本 夢佳(九電工へ)/久保 心優(肥後銀行へ)
  小泉 直子/平田 歩弓/鳥居 華/
  ブカ・デスタ・フルカ/

2023年は駅伝予選会にすら出場できなかった、かつての3連覇女王チーム。ここ数年のチーム動向からはさまざまな紆余曲折が伺えます。陸上で飯を食ってるライターなら、こういうチーム、特に“出戻り”を余儀なくされて苦闘されているであろう池内選手に密着取材したいものですね。それでも新人がこれだけ加入してくれるのですから、根本的な立て直しに取り組んでいただきたいものだと思います。

◆宮崎銀行(4人)
 ●佐伯 尚彦
 
金丸 芽生/立山 莉緒/
板井 加奈/
 川島 みち
 ※
市原 梨花(キヤノンへ)

こちらも更新準備中と見え、4/2現在、HPには選手紹介のページすら見つかりません。
総括して一つ確かに言えることは、強いチームは概してHPの作りに気合が入っていて、更新も迅速。あくまでも社業優先と思われる銀行チームは、どちらもHPが粗雑かつ不精です。人の手に負うところの大きい作業ですからご苦労はしのばれるとはいえ、こういうところから改めていく気概が周囲にないと、所属している選手が気の毒だと思います。

 

『第42回全日本実業団対抗女子駅伝』大胆展望



※あらかじめお断りしておきますが、当ブログでは『クイーンズ駅伝』とか『プリンセス駅伝』とかいう呼称はいっさい用いません。「クイーンズエイト」だとか、予選会なのに「プリンセス駅伝“優勝”!」なんて言い方もしません。真面目な真面目な陸上ブログですんで、あくまでも『月刊陸上競技』方式の表記でいきます。(『ゲツリク』に「パナソニック初のトップ通過」の見出し、さすがでしたねえ!)
PXL_20221124_235232133.MP


さて今年の女子陸上長距離界も、クライマックスの季節を迎えました。
振り返れば、ひところ毎日のように書きまくっていた当ブログも、前回記事は半年以上も前の、お馴染み・実業団各チームの所属選手名鑑。まったくこれだけで数少ない読者様のご来訪を繋ぎとめているというトホホぶりには呆れますが、ここは開き直って、突然大胆に展望をかましてみたいと思います。
個人的には、ここ十数年、日本の女子長距離は新谷仁美女王様(昨今は「鬼」と呼ばれてらっしゃいます)を中心に回っていると思っておりまして、昨年は(どこも触れてませんでしたが)この女王様によって、「異なる3チームで全日本実業団駅伝優勝」という不滅の大記録が達成されたところ。今回もセキスイの連覇なるかが最大の焦点となるわけですが、いつにも増して百花繚乱、見どころの尽きない一戦となることは間違いなく、注目すべきはFIFAワールドカップなんかの比ではございません!

なお評論につきましては全24チームについて記すべきところ、時間と労力の限界ということで、上位候補と私が勝手に認定した15チームに限らせていただきました。上位候補とは、シード権獲得に絡んでくると思われる、というほどの意味で、このほかにもダイソーやユニクロなんかも強そうなんですが、ここらへんは論評するまでの知識や情報を持たないもんですから、どうもすみません。我が地元チームの日立についても触れたいところでしたが、こちらはどう叩いてもシード入りの芽はなさそうなので…。
記載は、順不同です。・・・嘘です。さりげなく、順位予想してます。駅伝の順位を予想するくらい当てずっぽうなものはないとは重々承知していますが、軽くお遊びということで。
というわけで、最終エントリー発表直前の投稿となってしまいましたが、まずは渾身のオーダー予想の結果から、お楽しみください。

※●→監督 ◎→キャプテン ①→予想出場メンバー(予想走順) ②→その他登録メンバー ③→登録外メンバー ④4月以降の退団選手

※参考記事 → 2022年度実業団女子長距離チーム一覧

◆
資生堂
 ●岩水 嘉孝
 ①木村 友香/◎樺沢 和佳奈/五島 莉乃
  /ジュディ・ジェプングティチ/
  一山 麻緒/高島 由香

 ②佐藤 成葉/前田 海音/大谷 菜南子
/木之下 沙椰/

 ③干飯 里桜

 ④永井 智里(東京メトロへ)


五島選手に前回の勢いがあれば、3区でも5区でも区間賞の有力候補。それは新加入の一山選手も同様で、この2枚看板は強力です。となると大望成就は1区の出来次第。切れ味鋭い木村選手か安定感抜群の高島選手か、あるいは1区得意の五島選手、一山選手もあるのかな、と悩むところではあります。総合力ではジュディ選手を擁する分だけ、やや積水を上回るのではないかと考え、今回の「本命」に推すことにします。

◆積水化学

 ●野口 英盛

 ①森 智香子/卜部 蘭/佐藤 早也伽/
弟子丸 小春/新谷 仁美/佐々木 梨七

 ②鍋島 莉奈/田浦 英理歌/長澤 日桜里
/道清 愛紗

 ③和田 美々里

 ④飯島 理子


鍋島選手がメンバー入りできる状態か否かが大きな分かれ目になるところですが、現状まだエース級の活躍を期待するのは難しそうです。そうなると初優勝した昨年同様の布陣・オーダーとなることが考えられ、卜部・森・佐藤各選手がやや停滞気味の一方、佐々木(旧姓・木村…改姓の理由が伝えられていないのは、婚姻ではなく家庭の事情によるものと思われます)・弟子丸両選手の成長分、そして新谷選手の好調キープが期待値となりそうです。新谷選手は「4区以外の区間記録を全部作りたい」との発言があるので、3区ではなく5区でのリベンジ戦か?…まあ戦略的には3区でしょうけど。意表をついて、田中希実対策で1区に登場という奇襲作戦はないでしょうね?
ズバリ!連覇の可能性は40%、トップ3には確実に入ってくるか?

◆日本郵政グループ
 ●髙橋 昌彦

 ①
和田 優菜/三原 梓/廣中 璃梨佳/
  菅田 雅香/大西 ひかり/鈴木 亜由子

 ②
◎太田 琴菜/樽本 知夏/小坂井 智絵
  /
土井 葉月

 ③高橋 明日香/
山中 菜摘

高卒生え抜きの若手の成長、即戦力の和田選手の加入で、トップ争いの中でもジワリと底力を蓄えてきたチームです。鈴木選手の久々のマラソンでの快走も明るい材料で、誰がメンバー入りしても不思議はない整った戦力が揃いました。何と言っても注目は廣中選手。駅伝不敗伝説が今年も継続されるのかどうか、そしてチームの優勝に決定打となるパフォーマンスを見せられるかどうか、目が離せません。

◆第一生命グループ
 ●山下 佐知子
 ①出水田眞紀/古川 結美/小海 遥/
櫻川 響晶/鈴木 優花/田中 華絵

 ②◎原田 紋里/藤岡 加梨/関谷 夏希/
  松本 奈々

 ④
樽本つかさ/佐野 英里佳/山本 晏佳吏


会社の節目(今回は創立120周年)には気合を入れてくる古豪チームは、台風の目かもしれません。予選会は終盤に起用した鈴木・関谷の新旧大東大鉄板エースが不発に終わりましたが、順当ならばおそらくパナソニックの前に行っていたでしょう。関谷選手のスランプは少々深刻ながら、鈴木優花は今度はやるはず。長距離区間も走れる小海選手や古川選手がうまく波に乗れば、イッキに浮上も十分あり得ます。あとはコンディションのいい選手を6人揃えられるかにかかっています。

◆豊田自動織機
 ●松田 三笠
 ①田中 希実/後藤 夢/川口 桃佳/
  ヘレン・エカラレ/藪下 明音/
小笠原 安香音

 ②前田 梨乃/城所 日和/磯部 早良/
  藤田 あい

 ③
原田 まりん


いよいよ、いよいよ田中希実選手の実業団駅伝デビュー戦!…とはいうものの、しばしば比較の対象となる廣中選手とは対照的に、田中選手は駅伝での区間賞に縁がありません。都大路の1区を何度も走りながら、今年もまた五島選手にちぎられる屈辱に甘んじています。さらにこの宮城路には、田中選手にとってうってつけと思われる区間がなく、どこに使うか迷うところでしょう。京都と同じく登り基調の1区はその京都以上にタフなコースですが、それでもここしかないでしょうね。猛者ぞろいの中を食らいついて、ゴールスプリントで一気に差を開き、相棒の後藤選手へリレー…実力者の川口選手、エカラレ選手と引き継いで、おそらくここまでトップを快走する青写真かと思われます。チームは予選会で苦戦しましたが、多分に各選手の区間適性をテストした気配があり、本戦の豊田は終盤まで上位を掻き回すのではないでしょうか。

◆ダイハツ
 ●山中 美和子

 ①西出 優月/武田 千捺/加世田 梨花/
  前田 彩里/大森 菜月/松田 瑞生

 ②◎竹本 香奈子/上田 雪菜/柴田 佑希
/村尾 綾香

 ④竹山 楓菜/信岡 桃英


ルーキー加世田選手のマラソン快記録の朗報はあった一方、大黒柱・松田選手の動向が結婚のニュース以外、いま一つ伝わってきません。優勝争いの場合を除いて比較的負担の少ないアンカー区間を任されるような気がしています。久々に駅伝を走る前田選手がどこに配置されるかが注目。6月の日本選手権3000mSCでブレイクした西出選手の勢いある走りにも期待しています。

◆パナソニック
 ●安養寺 俊隆
 ①内藤 早紀子/堀 優花/信櫻 空/
中村 優希/森田 香織/渡邊 菜々美

 ②◎森田 詩織/伊藤 南美/川口 幸奈


予選会トップはシード権「下剋上」の一番手ですが、堀選手が本格復帰なれば、優勝争いにも絡める力を持っています。反面、選手層の薄さなど“線が細い”イメージも拭いきれず、ひとつ歯車が狂えば大敗の危険も孕んでいるチームと映ります。完全復活を印象付けた渡邊選手、好調のベテラン内藤選手、成長著しい信櫻選手をどこに配置するか、監督の采配とその結果が見どころです。

◆エディオン
 ●沢栁 厚志
 ①萩谷 楓/江口 美咲/細田 あい/
  中島 紗弥/矢田 みくに(デンソーより)
  /◎西田 美咲

 ②
山本 明日香/工藤 杏華/小倉 稜央/
  安 なつ美

 ④
緒方 美咲


予選会ではやや期待外れの順位に終わりましたが、オリンピアン萩谷選手の不調、ロンドンマラソン直後で細田選手不在と、大きく埋め合わせが可能な敗因がありました。移籍したばかりの矢田選手も試運転段階。それらが本領を発揮してくると…確実にシード権入りする戦力と思えてきます。なにしろこの3人とも10000mのPBは31分35秒。トラックシーズン後半からやや精彩を欠いていた萩谷選手の出来如何、というところでしょうか。


◆天満屋
 ●武富 豊
 ①小原 怜/翁田 あかり/前田 穂南/
◎大東 優奈/渡邉 桃子/松下 菜摘

 ②谷本 観月/𠮷薗 栞/立迫 志穂/
  高橋 実夢

 ③干飯 奈桜

 ④西川さくら/小汲 紋加


顔ぶれの重厚感はトップクラスなんですが、なにせマラソン強豪の多いチームだけに、2区・4区のスピード区間が常に課題。全員が好調ならばもともと中距離ランナーだった小原選手に2区あたりを託すのも一手かと思うのですが、この中では本人の意向もあり1区は外せませんね。1区といえば、4年ぶりに復帰した翁田選手。プロ野球1年目で大活躍した弟に負けじ、の奮闘が期待されますが、短い区間は却って荷が重いでしょうか?

◆九電工
 ●藤野 圭太
 ①唐沢 ゆり/花房 百伽/◎逸木 和香菜/
キプケモイ・ジョアン・チェプケモイ/
林田 美咲/宮田 梨奈

 ②小園 彩華/森田 真帆/河内 愛奈

 ③ジェロティ
ッチ・ウィニー

 ④中須 瑠菜


予選会2位は、当方の予想以上の躍進でした。逸木選手が頼もしい大黒柱になったこと、林田選手が長距離区間で十分通用する目途が立ったことが大きな収穫。これで、藤野監督が課題に挙げた前半の出遅れの修正が見込まれます。あと1枚、2枚コマが揃えばというところですが、今年は粘り強くシードを伺いに行くレースになるでしょう。

◆ワコール
 ●市川 武志(監督代理)

 ①◎谷口 真菜/井手 彩乃/安藤 友香/
宇都 ひなた/柳谷 日菜/柴田 来夢

 ②
坪倉 琴美/枚田 茉優

 ④清水 萌(三井住友海上へ)


大エースの退団は何とも手痛いものの、若手の底上げは順調でチーム力としては、ぎりシードに滑り込んだ前回とさほど遜色ないようです。ただし周囲も強くなっている分、今のままでは4年続いたシード権を手放すことになりかねません。安藤選手に続くエース格にまで評価を上げている井手選手ですが、長い距離に実績がないだけに使いどころに悩むでしょうね。本来なら1区に起用できればいいのですが。その分、ルーキー柳谷選手に長距離区間を任せられるのは、頼もしいです。

◆デンソー
 ●荻原 知紀

 ①小笠原 朱里/小泉 直子/岩出 玲亜
  /ブカ・デスタ・ブルカ/
  池内 綾乃/川北 陽菜

 ②
平田 歩弓/松本 夢佳/久保 心優/
小山 香子(加入時不明)

 ③
鳥居 華/ロバ・ゼイトナ・フーサン

 ④
松田 杏奈(三井住友海上へ)/
  矢田みくに(エディオンへ)/酒井 美玖


ここ1年で激しく選手の入れ替わりがありました。矢野・森林・矢田・松田・酒井といった主力級が抜けて、一旦スタッフ入りした池内綾乃の選手復帰、プロランナー岩出選手の加入はあるものの、やや弱体化の感を免れません。中で、登録メンバーの10人目に突然名前が現れた小山香子というHPにも載っていない謎の選手?かつて順天堂大で活躍しその後アメリカ留学へ進んだという経歴しか分かりません。本戦の秘密兵器となるのでしょうか?…にしても、現状ではシード権死守が当面の課題となるでしょうか。

◆ヤマダホールディングス
 ●髙木 雅一

 ①清水 真帆
/土田 佳奈/岡本 春美/
  星野 輝麗/◎筒井 咲帆/荻野 実夕

 ②加藤 詩帆加/小指 有未(9月加入)

 ④野見山 紋圭


ここは辛いですね。主力がゴッソリとシスメックスへ移籍(しかもそのシスメックスは予選敗退)したことで弱体化は明らか。どうも、一般種目部門を併設して以来、チームの運営がスッキリいっていない気がしてなりません。ただ清水選手がタフな1区をこなせる状態に戻っていると思われるので、5区にもエース級を残せることに希望を繋ぎます。3連続シードなるか、微妙!

◆三井住友海上
 ●鈴木 尚人
 ①野添 佑莉/清水 萌/松田 杏奈/
カマウ・タビタ・ジェリ/
西山 未奈美/福居 紗希

 ②◎片貝 洋美/根塚 みのり/黒川 円佳
  吉原 あかり

かつての駅伝女王国も毎年のように主力選手を失い、ジリ貧状態が続いていましたが、ここへ来てようやく補強も整ってきたというところです。移籍組に頼らざるを得ないのが実情ながら、それらの奮闘で若い選手が波に乗れるシチュエーションが作れれば、次につながる駅伝ができるはずです。

◆ユニバーサルエンターテインメント
 ●深山 文夫
 ①猿見田 裕香/山﨑 夢乃/和久 夢来/
  ナオミ・ムッソーニ/白石 由佳子/
  鷲見 梓沙

 ②
大西 響/髙木 結加/奥村 沙帆/
  中尾 有梨沙(8月加入)

 ③◎青山 瑠衣/由水 沙季/篠塚 麻衣/
  田川 友貴


もともとあまりトラックレースに出てこない社風(?)のせいか、イマイチ状態が掴めないのですが、予想外の健闘でシード入りした前回よりは、計算できるチーム力となっているようです。ただ主力選手の5000mタイムがおしなべて15分50秒台と、大砲不在の状況は変わりありません。どうやら鷲見選手が久々に使えそうだという点に一縷の望みあり、といったところでしょうか。正直、再度のトップ8入りは厳しいでしょう。


   
 

2022年度はこうなります/実業団女子長距離チーム一覧



東京オリンピックを挟んだこの1年ないし2年間は、とりわけ女子中長距離界にとっては正しく激動の時、開花の季節と言ってよろしかろうと考えます。
1500mから10000mまでのトラック4種目、およびマラソン女子限定、ハーフマラソンのことごとくで日本記録が更新され、オリンピック本番でも入賞、また入賞の快挙連発。このジャンルのファンとしては、堪らない瞬間をたくさん見せていただいてきたものです。
競技そのものだけでなく、これを取り巻くスタッフやらメディアやらの動向までもが逐一SNS等によって身近に伝わって来る昨今、当ブログの発信力では到底追いつかない諦観に苛まれつつ、今年もいちおう、やるだけのことはやっておくこととしましょう。

というわけで、新年度の風物詩、実業団女子の長距離・駅伝チーム総まとめをお送りします。
ま、こうなります、と言い切っちゃっていいもんですかどうですか…。
例年同様、あくまでも素人&部外者&個人の集めた限りある情報をもとにしたラインアップですので、そこはご理解・ご同情を賜りますよう。
今回からコモディイイダを加えて、全39チーム掲載します。
※4/3センコーを追記して全40チーム。

ここ数年、少しずつその機運が伺えてはいたのですが、今回はまた、チーム間の異動が随分と派手なものになってきましたね。あるチームでクスブっていた選手が心機一転、新天地で再起を図る!…といった趣旨だけでは片づけられない、あっと驚く移籍劇が、つい最近まで(あるいはこの後も?)しばしば起こっています。
今のところは顕在化していないものの、よもや企業同士の軋轢や戦力偏重といった望ましからぬ事態に向かわないよう、実業団連合での十分な議論が行われていることを願います。

<●は監督、◎は主将。太字は昨年掲載時以降の新加入選手、( )内は前所属。※は昨年4月時点での在籍選手中、現在までに引退・退部が確認された選手 補足的なコメントは、概ね『実業団女子駅伝』へ向けたチーム戦力についての私見を述べさせていただいています>

◆積水化学(12人)
●野口 英盛
森 智香子/佐藤 早也伽/飯島 理子/
新谷 仁美/卜部 蘭/木村 梨七/
弟子丸 小春/長澤 日桜里/
和田 美々里/
鍋島 莉奈(日本郵政G)
/
田浦 英理歌(東洋大)
/
道清 愛紗(須磨学園高)
※宇田川 侑希/野村 蒼

創部25年にして実業団駅伝初優勝を達成した昨年の陣容はほぼ変わらず、そこに故障からの復活を期す鍋島選手が加わりました。実は年末ごろに、関係者が「大物選手のTWOLAPS加入」を仄めかしていたので、これだったか!と納得した次第。新谷選手のマラソン再々挑戦も決まり、モリチカもサトサヤもますます意気軒高。今季のセキスイも目が離せません!

◆資生堂(12人)
●川村 浩之
◎木村 友香/高島 由香/前田 海音/
五島 莉乃/佐藤 成葉/永井 智里/
樺沢 和佳奈/木之下 沙椰/
ジュディ・ジェプングティチ
/
大谷 菜南子(松山大)
/
干飯 里桜(須磨学園高)
/
一山 麻緒(ワコール)
※日隈 彩美

この年度末になって、一山選手および永山忠幸氏の電撃加入のニュースは衝撃的!女子長距離では最も歴史ある東西実業団の両社にどんなやり取りがあったのかは興味を惹かれますが、それよりも何よりも、新天地での一山選手の走りに注目&期待。2度続けて新谷選手を破った五島選手、木村選手らとともに、世界での活躍を願います。

◆デンソー(12人)
●荻原 知紀
小泉 直子/矢田みくに/
ロバ・ゼイトナ・フーサン/
小笠原 朱里/平田 歩弓/松本 夢佳
/
川北 陽菜/ブカ・デスタ・フルカ/
松田 杏奈/酒井 美玖/鳥居 華/
久保 心優(神村学園高)
※森林 未来(しまむらへ)/
矢野 栞理
/池内 綾乃

こうしてみると、昨年の実業団駅伝トップ3というのは、さもありなんとも言うべき戦力を誇っていますね。3連覇当時を知っているのは小泉選手だけになりましたが、ここまで巻き返してくるのはやはりチームに備わった地力でしょう。年間を通じて比較的故障者が少ないのも、強みです。
(4/3池内選手の退部を追記。立命館宇治時代からずっと応援してきたので残念です。これで立命大黄金世代で現役に残っているのは、大森菜月選手・青木奈波選手・池本愛選手だけになりました)


◆日本郵政グループ(12人)
●髙橋 昌彦
鈴木 亜由子/◎太田 琴菜/樽本 知夏
/大西 ひかり/菅田 雅香/
高橋 明日香/廣中 璃梨佳/
小坂井 智絵/土井 葉月/三原 梓/
和田 優菜(名城大)/
山中 菜摘(仙台育英高)
※鍋島 莉奈(積水化学へ)

鈴木・鍋島・関根の三人娘が揃っていた頃に比べると、さすがにここ2~3年で戦力ダウンの感は免れませんでしたが、2人の大型ルーキーで一挙挽回となりますかどうか。そして不動の大エースとなった廣中選手には、いっそう世界での活躍を期待してしまいます。果たして彼女のマラソン・デビューはいつになるのか、もう楽しみでしかないですね。

◆ダイハツ(12人)
●山中 美和子
◎竹本 香奈子/前田 彩里/大森 菜月
/松田 瑞生/竹山 楓菜/信岡 桃英/
上田 雪菜/柴田 佑希/武田 千捺/
村尾 綾香/加世田 梨花/
西出 優月(関西外語大)
※水口 瞳(ユニクロへ)/
久馬 悠/久馬 萌/
下田平 渚(センコーへ)

中学生時代、1月の都大路を春風のように駆け抜けた久馬姉妹が、遂に引退しました。早熟の天才と言ってしまえばそれまでですが、あれほどの素質を開花させ得なかった高校・大学・実業団でのプロセスは、逆に深く掘り下げて考察する意義があるのではないでしょうか?
(4/3マネジャー加入の小川さんを選手と勘違いして記載していましたので、訂正しました)


◆ヤマダホールディングス(8人)
●髙木 雅一
筒井 咲帆/清水 真帆/荻野 実夕/
岡本 春美/星野 輝麗/
土田 佳奈(埼玉医科大G)
/
加藤 詩帆加(大阪学院大)
/
野見山 紋圭(神村学園高)

※田崎 優理/柴田 彩花/石井 寿美
 (以上シスメックスへ)/
末山 優珠/米澤 杏樹

この1年間で、4人の選手がシスメックスへ移籍。(他に竹地志帆はマネジャーとして移籍)かつて佛教大学の黄金期を築いた森川監督の動きに選手が追従したということなのでしょうが、聊か不穏な雰囲気を感じるとともに、ヤマダにとってはまさに緊急事態。あの陣容でよくシード入りを掴んだなと思いましたが、今季はさらに深刻です。予選会免除の特典を活かして若手・新人の強化を図るなど、立て直しに向かってほしいものです。

◆ユニバーサルエンターテインメント
 (13人)

●深山 文夫
青山 瑠衣/和久 夢来/由水 沙季/
篠塚 麻衣/鷲見 梓沙/猿見田 裕香/
大西 響/ナオミ・ムッソーニ/
髙木 結加/白石 由佳子/奥村 沙帆/
山﨑 夢乃/田川 友貴(松山大)
※伊澤 菜々花

このチームのシード入りにも正直驚きました。これも、優勝経験のある名門の地力なんでしょうか。現状これといって上昇要素が見当たらず、予選会を通らずに済むアドバンテージを活かして奮起躍進してもらいたいものです。(4/3田川選手加入を追記)

◆ワコール(9人)
●市川 武志(監督代理)
坪倉 琴美/谷口 真菜/安藤 友香/
枚田 茉優/清水 萌/井手 彩乃/
柴田 来夢/柳谷 日菜(関西大)/
宇都 ひなた(鹿児島高)

※福士 加代子/佐藤 明日美/
一山 麻緒(資生堂へ)

一山選手の離脱は事情も分かりますが、チームの象徴的存在だった福士選手と永山監督を一挙に失った選手たち…とりわけ時の栖、スズキ浜松ACに続いて、みたび指導者に置き去りにされた安藤友香の胸中や如何に?
※4/3 柳谷選手の退部を追記
※4/14 柳谷・宇都両選手の加入を追記


◆
三井住友海上(8人)
●鈴木 尚人
野添 佑莉/片貝 洋美/
カマウ・タビタ・ジェリ/
福居 紗希/根塚 みのり/黒川 円佳/
西山 未奈美(松山大)
/
吉原 あかり(仙台育英高)
※田邊 美咲/橋本 奈海/古寺 冴佳

かつての常勝チームながら、昨年の本戦9位は大健闘。ちょっとの躓きで予選ボーダーラインにもなりかねない状況にあったところ、今年も主力選手が数名退部して、苦しい台所事情は続いています。

◆ユニクロ(13人)
●長沼 祥吾
吉川 侑美/荘司 麻衣/康本 花梨/
水口 瞳(ダイハツ)/
小笠原 晴季/
加藤 綾華/尾方 星華/中尾 真衣/
平島 美来/平井 見季(肥後銀行)/
福田 有以(豊田自動織機)/
朝日 春瑠(日本体育大)/
阿部 円海(横手誠陵学院高)
※
野村 沙世/森野 夏歩

30歳の声とともに進化を見せ始めた吉川選手を柱に、ダークホース的な活躍が期待されます。吉川選手もそうですが、他チームからの移籍選手で戦力を整えてきたのがこのチームの特徴。肥後銀前キャプテンの平井選手や、逸材と言われた福田選手の加入は心強いですね。

◆エディオン(10人)
●沢栁 厚志
◎西田 美咲/江口 美咲/緒方 美咲/
萩谷 楓/山本 明日香/小倉 稜央/
細田 あい/工藤 杏華/安 なつ美/
中島 紗弥(鹿屋体育大)
※石澤 ゆかり(日立へ)/三ツ木 桃香

トラック部門では木村文子選手の引退が残念ですが、一方で競歩・藤井菜々子選手の活躍もあり、話題に事欠かない独自のチームカラー。長距離部門では萩谷、細田という芯が据わったことで、歯車の動きが良くなってきた感があります。今季こそは、シード入りが実現するような気がします。

◆天満屋(13人)
●武富 豊
小原 怜/谷本 観月/前田 穂南/
松下 菜摘/大東 優奈/西川さくら/
渡邉 桃子/小汲 紋加/
翁田 あかり(4年ぶり復帰)/
𠮷薗 栞(立命館大)/
高橋 実夢(倉敷高)/
干飯 奈桜(須磨学園高)/
立迫 志穂(国分中央高)
※三宅 紗蘭/高木 綾女/嵯峨山佳菜未

マラソン2時間23分台のランナーが4人いる、って凄いチームですねえ。この後もまだまだ、新たなスターが続いてくれることを期待して止みませんが、とりあえずは前田選手の大復活祭を楽しみにしています。久々にTwitterには元気な姿を投稿していました。オリンピックは残念でしたが、実力日本最強と私は信じています。
(4/2追記)高木選手および嵯峨山選手退部、翁田選手復帰の情報を追加


◆第一生命グループ(13人)
●山下 佐知子
原田 紋里/出水田眞紀/古川 結美/
櫻川 響晶/樽本つかさ/山本 晏佳吏/
佐野 英里佳/小海 遥/藤岡 加梨/
田中 華絵/
関谷 夏希(大東文化大大学院)/
鈴木 優花(大東文化大)
/
松本 奈々(順天堂大)
※上原 美幸(鹿児島銀行へ)/
原田まつり(日女体大へ)/
鈴木 理子(コモディイイダへ)

今年もやや地味な、といっては失礼ですが、大砲不在の陣容でシーズンを戦わねばなりません。指導環境に揺るぎはないと思われますので、総力戦ができれば昨年のヤマダやユニバのように、上位浮上を達成できる地力があるチームだと思っています。
(4/2追記)
…と思ってたら、本記事アップ直後に発表がありまして、大東大から関谷・鈴木の大砲2門が加入とのこと。(そういえば鈴木選手の第一生命入りはどこかで聞いたな、と思い出しました)様相がガラリと変わってまいりました。不用意なコメントで相済みません。


◆九電工(11人)
●藤野 圭太(女子部)
◎逸木 和香菜/
キプケモイ・ジョアン・チェプケモイ/
唐沢 ゆり/林田 美咲/
ジェロティッチ・ウィニー/
宮田 梨奈/小園 彩華/中須 瑠菜/
森田 真帆/
花房 百伽(福岡大)
/
河内 愛奈(広島皆実高)

※陣内 綾子/大倉 真歩/加藤 岬/
  木本 胡実

陣内、加藤と、重鎮選手が相次いで競技を去り寂しさも感じさせますが、九州の古豪としての存在感は健在です。林田選手あたりがもう一皮むけてくると、面白い存在になりそうです。

◆日立(13人)
●北村 聡
◎佐々木 瑠衣/池田 千晴/
田村 紀薫(コーチ兼務)/小井戸 涼/
佐々木 芽衣/橋野 玲奈/花野 桃子/
高橋 実里/長峯 野々花/
石澤 ゆかり/
バイレ・シンシア・ジェリ/
鈴木 樺連(松山大)/
室伏 香音(大阪学院大)
※白川 恵理菜

6年間主将を務めた池田選手が挙式を機に(?)その座を佐々木瑠衣選手に譲り、ここのところの上昇傾向にさらに勢いをつけようという態勢です。小井戸選手にエースの自覚が芽生えれば、さらに上を目指せるはず。何と言っても私の地元チームですから、引き続き応援します。

◆豊田自動織機(11人)
●松田 三笠
藪下 明音/前田 梨乃/川口 桃佳/
ヘレン・エカラレ/小笠原 安香音/
城所 日和/原田 まりん/
田中 希実/後藤 夢(以上豊田自動織機TC)
磯部 早良(安城学園高)/
藤田 あい(小林高)
※沼田 未知/山本 菜緒/萩原 歩美

今季実業団チームとしては最も注目が集まるのがここ。現日本陸上界最大のヒロインである田中希実選手が、満を持して社会人デビューを果たします。元の所属もこの企業のスポンサードを受けたプライベート・チームということでしたから違和感はありませんが、練習環境は変わるのか、あるいはTWOLAPS勢のように一線を画した独自路線を行くのか、そのあたりはどうなんでしょう?
※4/1現在、HPのメンバー・ページが工事中の状態です。
ここに記載以上の異動があるかもしれません。
※4/14 磯部・藤田両選手の加入を追記。


◆ルートインホテルズ(8人)
●
木村 泰人
 アドバイザー:千葉 真子
カムル・パウリン・カベケ/
藤田 正由加/坂本 ちほ/
神田 美沙/
西谷 沙綾/萩野 真紀/日高 侑紀/
三原 環
※
加藤 海音/金山 琳/真部 亜樹/
明石 伊央(十八親和銀行へ)

※4/14 千葉真子氏のアドバイザー就任(4/6発表)を追記

◆
スターツ(7人)
●中村 悠希/
 アドバイザー:高橋 尚子

◎佐藤 奈々/上杉 真穂/
ローズメリー・ワンジル/
西川 真由/山本 千絵/北村 遥/
ワングイ.エスタ.ワンブイ(興譲館高)
※西野 まほ/小川 香澄/赤坂 よもぎ

※4/14追記 加入の情報があったワンブイ選手が未だHPに掲載されていません。

◆大塚製薬(9人)
●河野 匡(部長兼女子部監督)
◎川内 理江/伊藤 舞/岡田 唯/
棚池 穂乃香/福良 郁美/棟久 由貴/
津熊 彩/塚本 衣音(須磨学園高)/
真也加ジェルーシャ有里(TOTO)
※
横江 里沙/藪田 裕衣/秋山 あみる

高校1年からずっと期待してきた横江里沙選手が、とうとう引退しました。慢性的な故障に苦しみながらも、時折見せてくれた超級の才能を感じさせる走りからは、最後まで目が離せませんでした。私的名選手として、記憶に留めたいと思います。

◆岩谷産業(13人)
●
廣瀬 永和
 アドバイザー:野口 みずき
安井 絵理奈/中野 円花/
永岡 真衣(シスメックス)
/青木 奈波/
大同 美空/藤原あかね/川村 楓/
西尾 咲良/萩原 柚乃/
塩見 綾乃(立命館大)/
若井 莉央(京都産業大)
/
小山 愛結(安城学園高)
/
八木 美羽(西脇工高)

※
飯田 怜/鈴木 純菜/的塲 麻歩


◆ダイソー(15人)
●岩本 真弥

相原 美咲/磯部 涼美/
岡崎 莉子/
加藤 小雪/加藤 美咲/
テレシア・ムッソーニ/
平村 古都/松本 のぞみ/山下 穂香/
ムアンギ・レベッカ/
池崎 愛里(順天堂大)/
一井 愛央(新居浜東高)/
竹原 さくら(大分東名高)/
町田 萌(西京高)
/森 向陽(興譲館高)
※落合 莉子

創部3年目にして、女子実業団随一の大所帯となりました。まだまだ発展途上の選手ばかりですが、数年後には大化けするのかもしれません。(竹原選手、そのポーズはやめなさい!笑)

◆京セラ(11人)
●若松 誠
◎兼友 良夏/足立 由真/中島 愛華/
中原 海鈴/岡田 佳子/白井 明衣/
川上 望華/アグネス・ムカリ/
池田 こまち(千原台高)
/
徳山 和(八幡浜高)
/
森山 七海(鹿児島女高)
  ※盛山 鈴奈/山ノ内みなみ/床呂 沙紀

◆シスメックス(10人)
●森川 賢一
堀江 美里/西原 加純/瀬川 帆夏/
北脇 亮子/鳴瀧ほのか/酒井 想/
田﨑 優理/大庭 結菜/
石井 寿美/柴田 彩花(以上ヤマダHD)
※今枝 紗弥/永岡 真衣(岩谷産業へ)

◆ニトリ(8人)
●倉林 俊彰
◎杉浦 穂乃加/鈴木 葵/工藤 日女花
/古川 璃音/ツラカ・エスタ・ムソニ
/菅野 杏華/長濱 夕海香/
小代﨑 陽向子
※
岡本 奈々依

◆パナソニック(9人)
●安養寺 俊隆
◎森田 詩織/内藤 早紀子/森田 香織
/堀 優花
/渡邊 菜々美/中村 優希/
信櫻 空/伊藤 南美(川崎橘高)/
川口 幸奈(諫早高)
※清水 萌衣乃/金丸 清香/森 麿晧

連覇当時は「小粒でもピリリと…」の雰囲気を持ったチームでしたが、その後故障者が続出、昨年の駅伝では最悪の結果を経験しました。森田姉妹に復調の兆しが伺えるのと、2年ぶりに新人が加入することで、巻き返しといきたいところでしょう。


 
◆しまむら(11人)
●森 安彦
折笠 有彩(復帰)/齋藤 暁/
今村 咲織/志村 野々花/髙橋 優菜/
渡邉 唯/森林 未来(デンソー)/
座間 栞(順天堂大)
/
柴原 佑紀(東京農大)
/
井上 心(滋賀学園高)/
細谷 美鈴(川崎橘高)
※大島 里穂/今井 優/菅野 未来/
水谷 怜愛/
高野 涼夏/阿部 有香里
/中根 瑞稀

4/1現在HP更新なし。例年、新人の情報が遅れて掲載されるようです。
かつて豊川高校を強豪チームに育て上げた森監督が就任しました。
(4/7追記)新入部員の情報を記載。先ごろ川崎市立橘高に密着したTV番組で、細谷選手の進路が実業団とあったので、どこかな?と思っていたのですが、こちらでした。実は橘高とはささやかなちょっとしたご縁があり、気になっていたところです
※4/14 HP更新に伴い、大幅な異動を確認しました。阿部選手の退部は寝耳に水でした
。

◆埼玉医科大学AC(7人)
●輿水 勝美
室伏 杏花里/マーシャ・ヴェロニカ
/髙野 美幸/今泉 野乃香/下門 美春
/水沼 結衣/湯田 向日葵/
田中 優花(亜細亜大)
/
伊藤 明日香(東洋大)
※
飯野 摩耶(SNOWへ)/鈴木 菜々/
臼田 彩花/髙橋 里奈/土田 佳奈
 
(4/2追記)新人2選手および退部した飯野選手の新所属先を記載。

◆キヤノンアスリートクラブ九州(8人)
●川上 優子
大塚 英梨子/モカヤ・マータ・モラー
/藤川 遥/松浦 亜依/山下 真央/
今田 麻理絵/水谷 陽菜(諫早高)
/
石松 美咲(宮崎日大高)
※中川 文華/古川 夏海/一 紋野女/
徳田 優里海/今村 菜々子/
藤井 結愛/
藤原 花音

※4/12 新加入2選手を追記

◆コモディイイダ(13人)
●会沢 陽之介
児玉 友梨/久保田 かえで/
久保田 みずき/関野 茜/
松村 雪栄/渡邉 優佳/西澤 果穂
/マーガレット・アキドル/
川口 温架(和歌山北高)
/
伊藤 華(小島プレス)
/
林田 唯(小林高)
/
市村 珠季(昌平高)
/
鈴木 理子(第一生命G)

◆肥後銀行(8人)
●渡辺 重治
◎
西田 留衣/菊地 梨紅/松下 茉由/
秋山 祐妃/儀藤 優花/堤 好伽/
御﨑 舞(立命館大)/
高江 友姫(鹿児島高)
※
平井 見季(ユニクロへ)/
髙野 鈴菜/境田 真夕

◆宮崎銀行(9人)
●佐伯 尚彦
◎陳内 桃果/市原 梨花/鬼塚 彩花/
金丸 芽生/立山 莉緒/福川 侑花/
板井 加奈/新垣 聖那/
川島 みち(宮崎日大高)
※黒木 裕子

◆鹿児島銀行(8人)
●立迫 奈津子
池満 綾乃/
上原 美幸/久保 亜美/
倉岡 奈々/福永 虹美(鹿児島女高)/
野村 眞央(小林高)
/
野村 優花(国分中央高)
/
坂川 恋露(豊川高)
※
立迫 美紀/小原 諒子/石井 里佳

※4/14 退部2選手・新加入4選手を追記

◆十八親和銀行(7人)
●吉井 賢
◎光恒 悠里/三宅 翔子/藤村 光紀
/北原 芽依/古本 紗彩/
明石 伊央(ルートインホテルズ)/
安部 実伽子
(日本体育大)
※本田 純麗/植野 菜々美

※4/14 新加入2選手を追記

◆愛媛銀行(8人)
●小林 史和
◎沖村 美夏/豊田 由希/山中 柚乃/
二羽 杏美/小枝 未森/岡田 倫佳/
松井 晶(西脇工業高)
/
福田 美空(聖カタリナ学園高)
※
竹内 麻里子/菊地 香帆/中塚 瑞樹

◆TOTO(9人)
●山本 光宏
◎前之原 瑠衣/峠 萌香/
早川 可奈子/川下 玲奈/大坪 沙代/
石尾 木乃美/
ジャクリーンC・ロティッチ/
西永 菜津(筑波大)
/
近藤 萌江(中京学院大)
※
森 歩美/真也加ジェルーシャ有里/
黒田 純菜/室田 杏子

◆ホクレン(6人)
●長渡 憲司
◎清水 美穂/菊地 優子/
保坂 野恋花/寺島 優奈/
岩川 侑樹/佐々木 萌那
※河辺 友依/不破 亜莉珠(センコーへ)

北海道唯一の名門チームも、すでに来年度末での解散が公表されています。今年の指標や選手たちの今後については何も情報がありませんが、幸あれと祈るばかりです。

◆ノーリツ(8人)
●(プレイング・ヘッドコーチ)小﨑 まり
内田 妃/平野 文珠/藤村 晴菜/
藤村 晶菜/清水 里名/
澤田 月乃(桂高)/白木 万菜(興譲館高)
※
川上さくら/津野 優/白木 万菜/
澤田 月乃

いったんは名門チーム持ち直しかと見えたのも束の間、ここへ来てまた新人2人を含む大量離脱。46歳の小﨑兼任が必死に支える様子は、何とかしていただきたいところです。
※4/14 新加入2選手を追記。

◆愛知電機(7人)
●渡部 絵理
◎藤田 愛子/平山 璃奈/庄司 琴美/
平山 未来/吉田 香澄/
渡辺 萌梨/
鹿内 弥生(キヤノンAC)
※米谷 結希

◆東京メトロ(7人)
●志水 見千子
 アドバイザー:鈴木 博美
青山 由佳/雨宮 氷奈/高松 いずみ/
奥村 純夏
/眞田 木葉/鈴木 真実/
村上 愛華

◆センコー(10人)
●林 清司
杉山 明沙/増田 優菜/森田 歩実/
不破 亜莉珠(ホクレン)
/
下田平 渚(ダイハツ)
/
朝比奈 亜妃乃(国士舘大)
/
堀尾 咲月(京都産業大)
/
沖田 美優(自由ヶ丘高)
/
鈴木 愛美(東大阪大敬愛高)
/
丹羽 琴音(中部大一高)


<速報>2021年版・女子実業団長距離ラインアップ



さてさて、今年もこの季節がやってまいりました。今や当ブログ唯一の存在意義となってきた感のある、「実業団女子陸上部(長距離)新年度ラインアップ」まとめ。
相変わらず各方面の情報の寄せ集めで構成しておりますが、どこのチームもひと頃に比べるとHPの更新が早くなり、ほとんど咋4月1日に一斉に新体制がアップされました。それでも当記事に不備は多々ありましょうけど、そこは追々補充させていただく形で、今回もよろしくお願いいたします。

全般に、この厳しい社会状況にあって人数面では充実していますね。女子の実業団駅伝はフルエントリーが10人なんで、2ケタのメンバーは揃えておきたいところ、多くのチームがそこをクリアしています。チーム数も増加傾向にあり、今回は過去最多の37チーム掲載となりました。駅伝予選会はヒートアップ必至でしょう。
チーム間の移籍が多くなってきたのも、近年の傾向です。「退部」と聞いて一瞬ガッカリしたのが、他チームにその名前が移っているのを見つけると、ホッとします。
そして、5月、6月にはもうトラックの代表選考レース。残された数少ない椅子をめぐって、ジョシリクの熱い季節が始まります!

<●は監督、◎は主将。太字は昨年掲載時以降の新加入選手、( )内は前所属。※は昨年4月時点での在籍選手中、現在までに引退・退部が確認された選手>
※4/3,6,11,22,5/13,7/1,10/4 一部追記


◆日本郵政グループ(11人)
●髙橋 昌彦
鈴木 亜由子/◎鍋島 莉奈/太田 琴菜
/樽本 知夏/大西 ひかり/菅田 雅香
/高橋 明日香/廣中 璃梨佳/
小坂井 智絵(成田高)/
土井 葉月(須磨学園高)/
三原 梓(立命館宇治高)

※関根 花観/宇都宮 恵理/林 英麻

関根選手、林選手の早過ぎる引退は惜しまれますが、高校駅伝1区の3位・8位・9位を引っ張って、補強は盤石、というところでしょうか。夏に大きな山場を迎える鈴木選手の状態さえ問題なければ、今年も駅伝の大本命は揺るぎません。

◆積水化学(11人)
●野口 英盛
森 智香子/◎宇田川 侑希/
佐藤 早也伽/野村 蒼/飯島 理子
/新谷 仁美/卜部 蘭/木村 梨七
/弟子丸 小春/長澤 日桜里/
和田 美々里(東洋大)
※髙野 みなみ/和田 優香里/
青木 和/橋本 奈津

外部チームとの提携が奏功して大躍進となった昨年、今季は「4番手」以降の選手たちへの連鎖反応が期待されるところです。果たして新谷選手の大記録「3チームで実業団駅伝制覇」は成るでしょうか?…ところで佐藤選手と双璧の癒し系だった、和田選手がいなくなりました。お疲れ様。

◆豊田自動織機(10人)
●松田 三笠
(長谷川重夫氏は総監督に)

沼田 未知/藪下 明音/山本 菜緒/
前田 梨乃/萩原 歩美/川口 桃佳/
ヘレン・エカラレ/小笠原 安香音/
城所 日和/原田 まりん(樟南高)

※福田 有以

毎年のように、エース級が若くして去っていくのがこのチームの悩ましさ…ということで、昨年末をもって福田選手が引退。「上位の常連」から突き抜けるには、何かが足りない今年の陣容と見えます。
※一部追記済。

◆ワコール(10人)
●永山 忠幸
福士 加代子/一山 麻緒/坪倉 琴美/
谷口 真菜/安藤 友香/佐藤 明日美/
枚田 茉優/清水 萌/
井手 彩乃(福岡大)/柴田 来夢(桂高)

※金山 琳(ルートインホテルズへ)/
片山 弓華/長谷川 詩乃/宮下りの

駅伝引退を公言した福士選手にとっては集大成の1年。20年以上チームを引っ張ったレジェンドへの餞に、若手選手たちの心意気を期待したいものです。

◆デンソー(14人)
●荻原 知紀(9/1就任)
小泉 直子/◎池内 綾乃/矢田みくに/
森林 未来/ロバ・ゼイトナ・フーサン/
小笠原 朱里/平田 歩弓/松本 夢佳/
川北 陽菜/矢野 栞理
/
ブカ・デスタ・フルカ/
酒井 美玖(北九州市立高)/
鳥居 華(神村学園高)/
松田 杏奈(京セラ)
※松本 亜子

3連覇の黄金時代から急降下したチームが、いつの間にやら王座奪回を窺えるほどに質・量ともに重厚なメンバーを揃えてきました。個人的には京美人・池内キャプテンの奮起に期待しています。

◆ヤマダホールディングス(8人)
●髙木 雅一(女子中長距離部門新任)
石井 寿美/筒井 咲帆/清水 真帆/
荻野 実夕/田崎 優理/柴田 彩花/
米澤 杏樹
/岡本 春美(三井住友海上)
/末山 優珠(小林高)/
星野 輝麗(常磐高)

※西原 加純(シスメックスへ)/
宮城 亜支亜/市川 珠李/
鈴木 翔子/竹地 志帆

監督および重鎮選手2人が抜けて、新体制で臨む試練の年。成長著しい田崎選手と、心機一転の岡本選手の走りに注目です。
(7/1 追記)田崎選手が本日付でシスメックスに移籍しました。森川監督・西原選手を追って、ということでしょうか。
(10/4追記)末山選手が退部。

◆パナソニック(10人)
●安養寺 俊隆
◎森田 詩織/内藤 早紀子/森田 香織
/堀 優花
/渡邊 菜々美/金丸 清香
/森 麿晧/清水 萌衣乃/中村 優希
/
信櫻 空
※山口 真実/國立 華蓮/戸部 千晶

連覇当時の主力に故障が相次ぎ、また補強もないため苦しい台所事情。今季はシード権の確保に向けて策を練る必要がありそうです。

◆九電工(13人)
●藤野 圭太(女子部)
◎逸木 和香菜/陣内 綾子/加藤 岬/
唐沢 ゆり/林田 美咲/
宮田 梨奈/大倉 真歩/木本 胡実/
キプケモイ・ジョアン・チェプケモイ/
ジェロティッチ・ウィニー
/
小園 彩華(鹿児島女子高)/
中須 瑠菜(神村学園高)/
森田 真帆(諫早高)

※横石 悠貴

ここも、ずいぶん戦力が充実してきました。何といっても大黒柱・加藤選手の復調が頼もしい。あとはもう一押し、若手の底上げを期待したいところでしょう。
(10/4追記)9/30付で陣内・大倉両選手が引退。中距離界の重鎮だった陣内選手は、実業団選手権が最後の舞台となりました。お疲れ様です。

◆ダイハツ(14人)
●山中 美和子
前田 彩里/久馬 悠/久馬 萌/
大森 菜月/松田 瑞生/竹山 楓菜/
◎竹本 香奈子/水口 瞳/信岡 桃英/
上田 雪菜/下田平 渚/柴田 佑希/
武田 千捺/村尾 綾香/
加世田 梨花(名城大)
※細田 あい(エディオンへ)/
 木﨑 良子

ロンドン代表の木﨑選手が「アドバイザー」に就任。(林前監督は「エクゼクティブアドバイザー」に)特に引退の告知もなく、現役フェードアウトの模様です。スーパールーキー加世田の入社で、戦力充実度は相変わらず。前田、久馬姉妹の復調が待たれます。
(10/4追記)9/30付で水口選手が退部。

◆エディオン(10人)
●沢栁 厚志
◎西田 美咲/石澤 ゆかり/江口 美咲
緒方 美咲/萩谷 楓/三ツ木 桃香/
山本 明日香/小倉 稜央/
細田 あい(ダイハツ)
/
工藤 杏華(日本体育大)
安 なつ美(大阪薫英女学院高)
※安井 絵理奈(岩谷産業へ)/
菅野 杏華(ニトリへ)/
石尾 木乃美(TOTOへ)/森 紗也佳

移籍選手が多いのが少し気になるところですが、萩谷選手が大エースに成長してきたことで上昇気配は濃厚。補強も順調で、シード入りも狙えそうです。
(8/3追記)8/2、Twitter上で石澤選手の日立移籍が公表されました。



◆
天満屋(11人)
●武富 豊
小原 怜/谷本 観月/前田 穂南/
高木 綾女/松下 菜摘/三宅 紗蘭/
大東 優奈/西川さくら/
渡邉 桃子(関西大)/
小汲 紋加(玉川大)/
嵯峨山 佳菜未(第一生命G.)

※青木 未晴/田中 みく/
谷口 亜未/坪井 晧香
 

前田選手にとって大勝負の年。補欠の小原選手らマラソン・チームは大忙しの半年になるでしょうが、それが後半戦の強化につながるといいですね。谷本・三宅両選手の復調次第では、また上位を賑わすピンク軍団が見られそうです。また新天地の嵯峨山選手に期待。

◆資生堂(10人)
●川村 浩之
◎木村 友香/高島 由香/
前田 海音/五島 莉乃/佐藤 成葉
/永井 智里/日隈 彩美/
樺沢 和佳奈(慶應義塾大/TWOLAPS)/
木之下 沙椰(神村学園高)/
ジュディ・ジェプングティチ(益田東高)

※岡本 海愛/真柄 碧/高見澤 安珠/
田中 華絵(以上現役引退)/
今村 咲織(しまむらへ)/
メリッサ・ダンカン

大器・高見澤選手が、実業団では鳴かず飛ばずで終わってしまったのが何とも残念。それを含め入れ替えが激しく、数的には入社1~2年目の若手が主力を担うことになりました。高校時代から注目されていた樺沢選手は、TWOLAPSの方は離籍したようですが、どういう練習環境になるのでしょうか?
(7/1 追記)6/1付で、岩水嘉孝HCが監督に就任、川村前監督はゼネラルマネジャーに。

◆三井住友海上(9人)
●鈴木 尚人
田邊 美咲/野添 佑莉/橋本 奈海/
片貝 洋美/古寺 冴佳/
カマウ・タビタ・ジェリ/
福居 紗希/根塚 みのり/
黒川 円佳(神村学園高)
※岡本 春美(ヤマダHDへ)/
玉城 かんな/関口はるか

常勝軍団も今は昔。エース岡本選手の移籍で、今年も予選会ボーダー上の厳しい戦いを余儀なくされそうです。

◆大塚製薬(10人)
●河野 匡(部長兼女子部監督)
◎川内 理江/伊藤 舞/岡田 唯/
横江 里沙/藪田 裕衣/棚池 穂乃香/
福良 郁美/棟久 由貴/秋山 あみる
/津熊 彩(東大阪大敬愛高)


福良選手が進境著しく意欲的にレース参戦を続けています。藪田選手も密かに3000SCでのオリンピック代表を狙っています。が、私の願いはただ一つ…「横江、カムバック!」

◆スターツ(9人)
●中村 悠希/
 アドバイザー:高橋 尚子

◎佐藤 奈々/ローズメリー・ワンジル
/上杉 真穂/西野 まほ/小川 香澄/
赤坂 よもぎ/西川 真由/
山本 千絵(兵庫大学)/
北村 遥(大聖寺実業高)
※グレース・キマンズィ/清水 穂高/
原田 澪

「Qちゃん効果」でしょうか、上杉選手、赤坂選手をはじめ、個々の力がじわじわと上がってきているように見受けられます。ここもシード入りのダークホースです。
(10/4 追記)7/31付で赤坂・西野両選手が引退。また少し戦力的に苦しくなりました。

◆ユニバーサルエンターテインメント
 (13人)

●深山 文夫
青山 瑠衣/伊澤 菜々花/和久 夢来/
由水 沙季/
篠塚 麻衣/鷲見 梓沙/
猿見田 裕香/大西 響/
ナオミ・ムッソーニ/髙木 結加/
白石 由佳子(順天堂大)/
奥村 沙帆(東海大)/
山﨑 夢乃(佛教大)
※ 秋山 桃子/三島 美咲/関野 茜

ここはいつの間にやら、戦力的に地味なチームになりましたね。大砲不在、若手不在といった感じで、あんまりいい意味でなく成熟しちゃってます。名古屋での和久・青山両選手の奮闘が、いいきっかけになればと思います。何といっても「鷲見、カムバック!」でしょう。

◆日立(11人)
●北村 聡
◎池田 千晴/田村 紀薫(コーチ兼務)/
小井戸 涼/
佐々木 芽衣/佐々木 瑠衣
/橋野 玲奈/白川 恵理菜/
花野 桃子(日本体育大)/
高橋 実里(水城高)/
長峯 野々花(三浦学苑高)/
バイレ・シンシア・ジェリ(神村学園高)/
石澤 ゆかり(エディオン)

※メリー・シプコ・マネラ/オマレ・ドルフィン・ニャボケ

気になる私の地元チーム。小井戸、佐々木姉妹といった中
堅が力を付けてきていますが、やはりルーキーの躍動がな
いと今一つ厳しい。ひところの低迷は脱した感があるので、
予選会突破はイケると思いますが…。
(8/3追記)8/2Twitter上で石澤選手の加入を公表。
(10/4追記)8/31付で白川選手が引退。


◆肥後銀行(9人)
●竹下 元久(部長兼務)
◎
平井 見季/
髙野 鈴菜/
松下 茉由/境田 真夕/儀藤 優花/
菊地 梨紅/堤 好伽
/
秋山 祐妃(大東文化大)/
西田 留衣(シスメックス)
※
本田 絵里香/猪原 千佳

(10/4追記)8/10付で元シスメックスの西田選手が加入。

◆ルートインホテルズ(11人)
●
木村 泰人
カムル・パウリン・カベケ/
藤田 正由加/坂本 ちほ/神田 美沙/
西谷 沙綾/萩野 真紀/明石 伊央/
日高 侑紀/真部 亜樹/三原 環/
金山 琳(ワコール)
※
加藤 海音

特に告知記事はないのですが、どうやら藤川亜希監督が
退任されたようですね。
(10/4追記)その後、木村HCが監督に就任。
◆シスメックス(10人)
●森川 賢一(ヤマダHD)
堀江 美里/永岡 真衣/瀬川 帆夏/
北脇 亮子/鳴瀧ほのか/今枝 紗弥/
酒井 想/大庭 結菜/西原 加純/
田﨑 優理/竹地志帆(以上ヤマダHD)
※
西田 留衣/金平 裕希/坂本 茉矢/
 田邊 摩希子/谷萩 史歩

(7/1 追記)本日付でヤマダHDより田崎優理選手が加入しました。
(10/4追記)公式発表はありませんが、全日本実業団女子駅伝予選会のエントリーリストに、今春ヤマダを退部した竹地選手の名があります。

◆ホクレン(7人)
●長渡 憲司
◎清水 美穂/菊地 優子/
寺島 優奈/保坂 野恋花/
河辺 友依/不破 亜莉珠/
岩川 侑樹(TOTO)/
佐々木 萌那(青森山田高)

※宮内 洋子/宮内 宏子/
 加藤 凪紗/池亀 彩花

4/5にHPが更新され、8名の陣容が判明しました。
3年ぶりにキャプテン再任となった清水選手が
復調気配でもあり、悲願のシード入りを目指し
ます。
(10/4追記)9/30付で不破選手が退部。

◆鹿児島銀行(6人)
●立迫 奈津子
池満 綾乃/
小原 諒子/久保 亜美/
倉岡 奈々/石井 里佳/立迫 美紀/
上原 美幸(第一生命G.)
※
松枝 未代/安藤 有沙

※HP更新なし
(10/4追記)6/30付で第一生命G.を退部した上原選手が、その後郷里のこのチームへ。


◆第一生命グループ(12人)
●山下 佐知子
上原 美幸/原田 紋里/
出水田眞紀/原田まつり/
鈴木 理子/古川 結美/櫻川 響晶
/樽本つかさ/山本 晏佳吏/
佐野 英里佳(拓殖大)/
小海 遥(仙台育英高)/
藤岡 加梨(東海大福岡高)/
田中 華絵(資生堂)
※嵯峨山 佳菜未(天満屋へ)/
向井 優香

昨季予選敗退の屈辱を味わった、2002年・2011年の優勝チーム。敗因はエース上原選手の欠場に加えて出水田選手の絶不調とはっきりしているので、今年は経験を積んだ選手たちが何とかするでしょう。しかし有望株だった嵯峨山・向井両選手の低迷~退部は痛いですね。
(7/1 追記)6/30付で上原選手が退部しました。「引退」という言葉は使われていませんので、独立もしくは移籍の可能性もあります。
(10/4 追記)8/1付で、今春資生堂を退社した田中華絵選手が復帰。

◆ニトリ(9人)
●倉林 俊彰
◎杉浦 穂乃加/鈴木 葵/
岡本 奈々依/工藤 日女花/
古川 璃音/

ツラカ・エスタ・ムソニ/
菅野 杏華(エディオン)/
長濱 夕海香(大阪芸術大)/
小代﨑 陽向子(国分中央高)
※吉田 香澄(愛知電機へ)

◆岩谷産業(10人)
●
廣瀬 永和
 アドバイザー:野口 みずき
中野 円花/青木 奈波/大同 美空/
藤原あかね/川村 楓/飯田 怜/
鈴木 純菜/的塲 麻歩/
安井 絵理奈(エディオン)/
西尾 咲良(神戸学院大)/
萩原 柚乃(倉敷高)
※今田 麻里絵(キヤノンACへ)/
高野 智声/増田 梨美/高谷 愛奈

※5/13,7/1 追記

◆しまむら(12人)
●澤口 功
阿部 有香里/大島 里穂/齋藤 暁/
中根 瑞稀/今井 優/菅野 未来/
水谷 怜愛/
高野 涼夏/
今村 咲織(資生堂)/
志村 野々花(大阪芸術大)/
髙橋 優菜(順天堂大)/
渡邉 唯(国士舘大)
※萩野 真理/藤石 佳奈子/
 折笠 有彩/阿比留 悠奈

※4/5にHPが更新され、新加入選手の記載はあり
ませんが退部選手は明らかになりました。12名
体制での今年度ということになったようです。


◆ユニクロ(10人)
●長沼 祥吾
野村 沙世/
吉川 侑美/荘司 麻衣/
森野 夏歩/康本 花梨/
小笠原 晴季/
尾方 星華/中尾 真衣/平島 美来/
加藤 綾華(名城大)
※
今井 千尋

◆TOTO(9人)
●山本 光宏
◎前之原 瑠衣/黒田 純菜/室田 杏子
/森 歩美/
峠 萌香/早川 可奈子/
川下 玲奈/真也加ジェルーシャ有里/
大坪 沙代(小林高)/
石尾 木乃美(エディオン)
※岩川 侑樹(ホクレンへ)/
ナンシー・ジェサング

◆十八親和銀行(7人)
●吉井 賢
◎本田 純麗/三宅 翔子/
光恒 悠里/北原 芽依/藤村 光紀/
古本 紗彩(
瓊浦高)/
植野 菜々美(九州国際大付属高)
※野上 恵子/田中 亜可梨

◆キヤノンアスリートクラブ九州(9人)
●川上 優子
◎
中川 文華/大塚 英梨子/
古川 夏海/一 紋野女
/モカヤ・マータ・モラー/
徳田 優里海/
今村 菜々子/
藤井 結愛/
藤原 花音/
藤川 遥(鹿屋体育大)/
松浦 亜依(白石高)/
山下 真央(諫早高)/
今田 麻理絵(岩谷産業)
※後藤みのり/鹿嶋 栞名/
鹿内 弥生

※5/13,10/4 追記

◆宮崎銀行(9人)
●佐伯 尚彦
◎黒木 裕子/陳内 桃果/鬼塚 彩花/
市原 梨花/
金丸 芽生/立山 莉緒/
福川 侑花/
板井 加奈(大分東明高)/
新垣 聖那(千原台高)
※
中村 朱里

◆埼玉医科大学AC(10人)
●飯野 摩耶(プレイング・マネジャー)
鈴木 菜々/室伏 杏花里/臼田 彩花/
髙橋 里奈/マーシャ・ヴェロニカ/
高野 美幸/今泉 野乃香/土田 佳奈/
下門 美春(埼玉陸協)/
水沼 結衣(拓殖大)/
湯田 向日葵(第一生命G.)
※
臼田 悠花
(7/1 追記)

◆愛媛銀行(8人)
●小林 史和
◎沖村 美夏/竹内 麻里子/豊田 由希
/山中 柚乃/
菊地 香帆/二羽 杏美/
小枝 未森(佛教大)/
中塚 瑞樹(大阪体育大)/
岡田 倫佳(聖カタリナ学園高)
※
畠山 実弓/大城 優衣/正井 裕子/
 井手 海久


※4/11,7/1 追記

◆京セラ(11人)
●若松 誠
足立 由真/盛山 鈴奈/床呂 沙紀/
中島 愛華/山ノ内みなみ/
中原 海鈴/岡田 佳子/兼友 良夏/
白井 明衣/
川上 望華(九州国際大付属高)/
アグネス・ムカリ(倉敷高)
  ※松田 杏奈(デンソーへ)

◆ノーリツ(7人)
●
(プレイング・ヘッドコーチ)小﨑 まり
川上さくら/津野 優/
内田 妃/
平野 文珠(日本体育大)/
藤村 晴菜/藤村 晶菜
(以上 京都光華女子大)
※
大蔵 玲乃

※4/22 追記

◆愛知電機(8人)
●渡部 絵理(プレイング・マネジャー)

◎藤田 愛子/米谷 結希/
庄司 琴美/平山 未来/
吉田 香澄(ニトリ)/
平山 璃奈(神戸学院大)/
渡辺 萌梨(山梨学院高)

※前回未調査のため退部選手不明

◆ダイソー(11人)
●岩本 真弥

相原 美咲/磯部 涼美/
落合 莉子/
平村 古都/
松本 のぞみ/
岡崎 莉子(西京高)/
加藤 小雪(世羅高)/
加藤 美咲(世羅高)/
テレシア・ムッソーニ(世羅高)/
ムアンギ・レベッカ/山下 穂香

全員が高卒3年目以下という新興チームながら、全国高校
駅伝優勝メンバーをゴッソリ獲得して一気にパワーアップ。
今季の動向は要注目です。
※前回未調査のため退部選手不明
(7/1 追記)ムアンギ・山下両選手は4~5月時点でHP記載漏れだったようです。

◆東京メトロ(7人)
●志水 見千子
 アドバイザー:鈴木 博美
青山 由佳/雨宮 氷奈/高松 いずみ/
奥村 純夏(大阪芸術大)
/
眞田 木葉(浜松商高)/
鈴木 真実(玉川大)/
村上 愛華(日本体育大)/

※7/1 新規掲載

次は2週間後!新谷・廣中・田中希実…



『第40回全日本実業団女子駅伝』は、大方の予想通りJP日本郵政グループの圧勝2連覇、巨砲新谷仁美を擁した積水化学が歴代最高順位の2位となり、2連単はガチガチの1番人気で決着となりました。
筆者が推した天満屋、資生堂はシードにすら入れないズッコケぶりとなり、見事な赤っ恥予想となりましたことは、ご覧のとおりであります。ま、駅伝の予想なんてのはこんなもんです。

積水の森智香子、さぞかし悄気てることでしょうね。相手が鈴木亜由子とはいえ、逆転のされ方が無抵抗過ぎて、かつて大東文化大を強豪校に引っ張り上げた闘将の面影はありませんでした。最近では爽やかな笑顔が彼女のトレードマークになっていますが、それもいい走りをしてこそ輝くというもの。もともと力のあるランナーだけに、今日の悔しさを糧にしてもらいたいと願います。それと、学生時代から“本業”にしている3000mSCには、見切りをつけた方がいいと思っています。着地で止まってしまうような障害飛越の仕方では、好成績は無理だと思うのです。
特別にファンというのではないけれども、ずっと気になっているランナー・森智香子。27歳は、まだまだもう一花もふた花も咲かせられる年齢です。新谷の存在が、いい刺激になってくれればと思います。

天満屋は、9月に故障したという三宅紗蘭のブレーキが計算外でしたね。マラソンランナーの谷本美月を2区に使ったのも、不安があったからなのでしょう。1・2区での立ち遅れは致命的でした。
資生堂は、予選会同様前半のルーキーが奮闘しながら、後半の実力者3人が全くの不発ではどうにもなりませんでした。メリッサ選手は昨年春、来日初戦の鮮やかな勝ちっぷりから大いに期待していたのですが、アンカーの木村友香ともども、重度のスランプというところです。

1区の廣中璃梨佳、3区の新谷仁美は、いずれも期待に違わぬ見事なパフォーマンスで、それぞれ5000m、10000mでは世界に最も近い位置にいることを改めてアピールしてくれました。
廣中の記録は区間距離が変わったための参考記録とはいえ、昨年までの中継所通過タイムは自身の区間記録よりも速く、不断の成長ぶりを示しています。これで、駅伝では何回連続の区間賞ということになるんですかね?中3から1度も負けていないというのが本当なら、歴史に残る記録になっている筈です。
そしてもう一つの赤っ恥。「新谷が鍋島より1分も速く走るとは考えられない」なんて書いちゃいましたが、走ってしまいましたねえ。だって、鍋島は去年の日本選手権10000mで、がっぷり四つの勝負で敗れている相手ですから、そう思うのが普通でしょ?その10000mで相手に合わせるようなレースをしてしまったことへの反省から、今度は自分の独走力を信じて立ち合いの一瞬に突き放す、そんな新谷の心意気を見た3区でした。
余談ながら、横田真人コーチによるTwitterの「#レース前の新谷」というシリーズ(?)が超トピカル。今回も、食事中にゴネたり、「キツくなったらコーンを蹴飛ばして外に出ちゃおうか」とかホザく新谷選手の表情が楽しめます。


さて、新谷、廣中、そして多くの有力ランナー(もちろん男子も)が勝負に出る冬のトラック決戦、『第104回日本選手権』の長距離種目が、12月4日(金)、大阪のヤンマースタジアム長居で開催されます。
オリンピック参加標準記録の有効期間に入ること、例年この時期に行われる『実業団女子長距離記録会』で、駅伝の直後にも関わらず好記録が出ていることなどを踏まえて、この日程が組まれました。通常日本選手権は6月開催で、長距離種目にとっては必ずしも好条件には恵まれませんが、今年は“異例”がいい結果を生み出すことに期待します。
各種目のエントリーは、次のとおり。
https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1535-4.pdf

注目は、言うまでもなく既に13分10秒、31分25秒の標準を突破している5000mの廣中と田中希実、10000mの新谷。
この3名は優勝した時点で代表内定。他の選手が代表内定するためには、標準記録の突破を伴う優勝が条件となります。

5000mは、廣中が高速ペースを作り、田中・萩谷楓(エディオン)・出てくれば一山麻緒(たぶん10000mの方に出るのでは?)までが追走する展開になるでしょう。過去に優勝経験のある西原加純以下のメンバーでは現状力の差があり過ぎて、追走は難しそう。オープン参加の外国人も、カマウ・タビタジェリとナオミ・ムッソーニでは少々役者不足か。
中盤から終盤にかけては廣中と田中の一騎討ちが予想されます。ラスト勝負にまで持ち込めば田中のスピードに一日の長があるとはいえ、都大路の1区では常に廣中の圧勝に終わっている過去の対戦からすると、廣中が4000mまでに突き放す可能性の方が高いような気がします。昨日の激走が疲労を残すか逆に適度な刺激となるか、そこが明暗の分かれ道になりそうです。

10000mは、「同じ過ちは二度としない」と前回のレースで肝に銘じた新谷のぶっちぎりの独走劇、咋日の3区の再現が期待されます。10㎞を30分30秒で通過した昨日の走りをすれば、誰もついては行けません。
ただ、鍋島以下の選手たちは標準記録突破も大きな目標となるため、ある程度は速いペースに持っていきたいのは同じ。標準記録に届かない限り、優勝しようが2位になろうが代表を目指す選手にとっては何の意味もない結果となる以上、捨て身の追走を試みる選手が出てくる可能性はあります。鍋島はじめ佐藤早也伽、松田瑞生あたりはその候補者。マラソン強化の一環で出てくる一山も、ハイペースは望むところでしょう。
とはいえ、標準記録を狙うペースと日本記録を狙うペースでは、1周あたり2秒近くも違います。新谷が1周73秒の容赦ないペースで、他を寄せ付けないものと信じています。

男子では大迫傑が2種目にエントリーしており、昨年ホクレンで敢行したように1日に2種目出るつもりなのかどうか、ちょっと気になります。(インターバルは1時間半ほど)

なお、現時点でこの大会のTV中継予定はBS・CSを含めて発表されておらず、陸連による(例によって拙い)ライブ配信だけが頼りになりそうな気配です。TV局にとってもこんな美味しいコンテンツなのに、何ともったいない!

ギャラリー
  • 『第42回全日本実業団対抗女子駅伝』大胆展望
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • <再掲載>連載「懐かしVHS時代の陸上競技」#3 ~1987年/第22回福岡国際マラソン
  • 『第105回日本陸上競技選手権』観戦記+α その⑤⑥
楽天市場
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ