オリンピック以後の再開幕戦・ローザンヌ大会から中2日、ダイヤモンドリーグ第13戦がパリで開催されます。
この大会を終えると、いよいよダイヤモンドレースは各種目最終第7戦が次のチューリッヒ、ブリュッセルの2大会で行われることになり、年間チャンピオンが決まっていきます。
では、パリ大会のタイムテーブルと主なエントリー選手をご紹介しましょう。

(時間は日本時間)
 1:50 男子砲丸投 クラウザー、コヴァックス、ウォルシュ
 2:20 男子三段跳 コンパオレ、ベナード
 2:25 女子円盤投 ペルコヴィッチ、カバジェロ、ミュラー
 2:55 男子棒高跳 ラヴィレニ、ケンドリクス、バーバー
 — ここから生中継開始 ―
 3:04 男子400mH クレメント、ティンズリー、コペリョ、ベット、クルソン、マギ
 3:15 女子走高跳 ベイティア、デミレワ、パルシュテ
 3:17 女子400m マクファーソン、ヘイスティングス
 3:25 男子800m ロティッチ、A.キプケテル、ボス、レヴァンドウスキー、ベリアン
 3:40 女子3000mSC ジェベト、キエン、アセファ、コバーン
 3:45 女子走幅跳 バートレッタ、スパノヴィッチ、ウゲン、クリシナ、オカグバレ
 3:50 男子やり投 レーラー、ウォルコット、ヴェセリー、ヴァドレイヒ、フェテル
 3:55 女子200m スキッパーズ、タ・ルー、プランディーニ
 4:05 女子1500m キピエゴン、ミュアー、ハッサン、セヤウム、シンプソン
 4;20 女子100mH K.ハリソン、ハーパー・ネルソン、ストワーズ、オフィリ、ロールダー
 4:40 男子3000m ロンゴシワ、タヌイ、ゲブリウェト、エドリス、メキシ・ベナバド
 4:51 男子100m ヴィコー、ルメートル、ロジャーズ、コリンズ、シンビネ

Sandra Perkovic02
https://www.iaaf.org/competitions/olympic-games/the-xxxi-olympic-games-5771/news/report/women/discus-throw/final より

すでにDLチャンピオンが確定的(最終戦出場が必要条件)になっている種目もあり、オリンピック直後ということもあって、トップ選手の回避が目立ちますが、女子円盤投のサンドラ・ペルコヴィッチ(CRO)などは7戦全勝のパーフェクトを狙って出てきますね。絶対女王としては、オリンピック辛勝の憂さを晴らしたいところでしょう。

地元のパリでで負けられないのが棒高跳のルノー・ラヴィレニ。こちらも五輪・ローザンヌ大会と悔しい2位が続いていますので、王者の意地にかけてもというところ。対抗はローザンヌでPBタイを跳んだ好調ケンドリクス。

地元と言えば、100mのジミー・ヴィコーとクリストフ・ルメートル。メンバー的にもワンツーのチャンスです。

女子スプリントは200m。オリンピックでスパイクを叩きつけて悔しがったダフネ・スキッパーズ(NDL)が登場ですが、“仇敵”のトンプソンがローザンヌの100mに出たのにこちらは回避とは、少々肩透かし?
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記録の期待がかかるのは、女子3000mSC。ジェベト、キエンの2強がそろい踏みして、9分の壁を巡る攻防が期待されます。オリンピックでは前半1000mまでのスローペースが嘘のように9分を破ってみせたジェベトが、また突っ走りそうですが、連戦の疲労があるとキエンやコバーンの追い込みにしてやられるかも?

そして何といっても、女子100mH。ケンドラ・ハリソンはいつまた12秒2台で走っても不思議ではないほど好調子をキープ、ここで総合優勝を確定させます。

放送はCS日テレG+で26時45分(明朝2時45分)から。楽しみましょう!