豊大先生流・陸上競技のミカタ

陸上競技を見続けて半世紀。「かけっこ」をこよなく愛するオヤジの長文日記です。 (2016年6月9日開設)

2017年09月

実業団選手権最終日~やはりツートップ、山縣亮太の10秒00


『第65回全日本実業団対抗陸上競技選手権』3日目の“目玉”は、男子100m。
予選・準決勝・決勝の3レースを1日で消化するハードスケジュールの中で、実業団の「大将」山縣亮太が見事に完全復活、学生「大将」の桐生祥秀が出したばかりの日本記録9秒98に事実上肩を並べる10秒00のPB(+0.2m)で優勝を飾りました。
10秒0台を6人が記録するという、史上空前の群雄割拠ぶりを呈していた今年の日本短距離界でしたが、世界的にはシーズンオフを迎えた9月に入り、数年来9秒台への先陣を競ってきた桐生・山縣の二枚看板がきっちりとその存在を印象付ける形となりました。
山縣はレース後のコメントで「今年中に9秒台」への意欲を語っており、10月の国体、あるいは地区記録会などを含めて記録を狙うレースをあと2,3計画しているようです。


<2017年男子100mパフォーマンス10傑+α>

 ① 9"98(+1.8) 桐生 祥秀(東洋大4) 9/9 日本インカレ決勝(福井)
 ② 10"00(+0.2) 山縣 亮太(SEIKO) 9/24 全日本実業団決勝(長居)
 ③ 10"04(+1.4) 桐生 3/11 サマー・オブ・アスレティックスGP(キャンベラ)
10"04(-0.3) 桐生 4/29 織田記念決勝(広島)
 ⑤ 10"05(+0.6) サニブラウン・ハキーム(東京陸協) 6/24 日本選手権決勝(長居)
10"05(-0.6) サニブラウン 8/4 世界選手権予選(ロンドン)
 ⑦ 10"06(+1.3) 山縣 3/11 サマー・オブ・アスレティックスGP(キャンベラ)
10"06(+0.4) サニブラウン 6/23 日本選手権予選(長居)
10"06(+0.5) サニブラウン 6/23 日本選手権準決勝(長居)
 ⑩ 10"07(+1.8) 多田 修平(関西学院大3) 9/9 日本インカレ決勝(福井)
 ⑪ 10"08(+1.9) 飯塚 翔太(ミズノ) 6/4 布施スプリント(鳥取)
10"08(-0.9) ケンブリッジ飛鳥 6/23 日本選手権予選(長居)
10"08(+1.9) 多田 6/10 日本個人インカレ決勝(平塚)
10"08(-0.1) 山縣 3/11 サマー・オブ・アスレティックスGP(キャンベラ)
10"08(-0.5) 桐生 4/23 吉岡記念決勝(出雲)

 ※  9"94(+4.5) 多田 6/10 日本個人インカレ準決勝(平塚)
 9"98(+5.1) ケンブリッジ 4/15 (フロリダ州クレアモント)

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最終日のリザルト上位は、次のとおりです。

― 男子 ―
◇100m(+0.2)
 ① 10"00 山縣 亮太(SEIKO) GR
 ② 10"24 飯塚 翔太(ミズノ)
 ③ 10"29 女部田 祐(筑波銀行)

◇400m
 ① 46"79 東 魁輝(NTN)
 ② 46"93 山田 淳史(山口FG)
 ③ 47"03 板鼻 航平(リニアート)

◇5000m(タイムレース3組)
 ① 13'24"07 ジョナサン・ディク(日立物流)
 ② 13'33"72 レダマ・ウェズレイ(SUBARU)
 ③ 13'34"48 アッバイナ・デグ(安川電機)
 ⑦ 13'41"30 横手 健(富士通)

◇110mH(+1.1)
 ① 13"61 増野 元太(ヤマダ電機)
 ② 13"65 高山 峻野(ゼンリン)
 ③ 13"65 大室 秀樹(大塚製薬)

◇4×400mR
 ① 3'08"82 ミズノ(松下・飯塚・川面・野澤)
 ② 3'12"19 リニアート
 ③ 3'13"52 新潟アルビレックスRC

◇棒高跳
 ① 5m60 山本 聖途(トヨタ自動車)
 ② 5m50 澤野 大地(富士通)
 ③ 5m20 逸見 俊太(近大高専教)
 -  NM 荻田 大樹(ミズノ)

◇三段跳
 ① 15m93(+0.5) 石川 和義(長野吉田高教)
 ② 15m86(-0.1)  花谷 昂(ユメオミライ)
 ③ 15m57(-0.4)  濱口 隆翔(まるよし)

◇砲丸投
 ① 17m92 畑瀬 聡(群馬綜合ガードシステム)
 ② 17m76 山元 隼(フクビ化学)
 ③ 17m45 中村 太地(落合中教)

◇やり投
 ① 77m37 田原 紘樹(京大職)
 ② 76m64 寒川 建之介(大体大職)
 ③ 73m23 高力 裕也(倉北高教)



― 女子 ―
◇100m(+0.1)
 ① 11"65 名倉 千晃(NTN)
 ② 11"78 青木 益未(七十七銀行)
 ③ 11"79 市川 華菜(ミズノ)

◇400m
 ① 54"13 青木 沙弥佳(東邦銀行)
 ② 54"54 武石 この実(東邦銀行)
 ③ 54"91 樫山 楓(NTN)

◇5000m(タイムレース2組)
 ① 15'09"68 ローズメリー・ワンジル・モニカ(スターツ)
 ② 15'16"36 シュル・ブロ(TOTO)
 ③ 15'20"11 福田 有以(豊田自動織機)
 ㉑ 15'55"66 福士 加代子(ワコール)

◇100mH(-0.5)
 ① 13"33 青木 益未(七十七銀行)
 ② 13"55 柴村 仁美(東邦銀行)
 ③ 13"56 清山 ちさと(いちご)

◇4×400mR(出場1チーム)
 ① 3'52"57 七十七銀行(倉沢・佐藤・伊藤・齋藤)

◇走高跳
 ① 1m79 福本 幸(甲南大職)
 ② 1m76 平山 遥(高稜高教)
 ③ 1m73 照井 はるか(埼玉医科大職)

◇三段跳
 ① 13m40(+0.9) 宮坂 楓(ニッパツ)GR
 ② 12m94(-0.3) 喜田 愛以(ミライトテクノ)
 ③ 12m80(+0.2) 中野 瞳(マグノリア)

◇円盤投
 ① 47m01 敷本 愛(新潟アルビレックスRC)
 ② 43m45 中村 枝理子(鹿児島きもつき)
 ③ 43m10 中田 恵莉子(四国大職)

◇ハンマー投
 ① 64m16 渡邊 茜(丸和運輸機関)
 ② 61m93 勝山 眸美(オリコ)
 ③ 59m27 佐藤 若菜(東邦銀行)

◇ジュニア3000m
 ① 9'08"01 一山 麻緒(ワコール)
 ② 9'09"13 渡邊 菜々美(パナソニック)
 ③ 9'18"56 中舎 朱音(積水化学)

実業団選手権2日目まで~DT堤が3度目の日本新!


つら~い首・肩のコリに。【ファイテン公式】

大きな話題と活況に沸いた全日本インカレ陸上の後を承けて、『第65回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会』が、22日(金)から大阪・ヤンマースタジアム長居で開催されています。

毎年思うのですが、この「実業団」、インカレに比べるとどこかスカスカな感じが付きまといます。層が薄いというのか、各種目の実力差が大きかったり、有力選手のDNSが多かったりして勝負がイマイチ盛り上がらない。そこを突き詰めていくと、全般的に実業団チームを運営する経済事情の苦しさという社会問題に行き当たってしまうので致し方ない部分もあるとはいえ、大学生・高校生などと対置するカテゴリの大会として、もっと重要視されて然るべきだと思うのです。
一つには、門戸を拡げて「社会人選手権」というような括りにできないものでしょうかね。そうすれば、スズキ浜松ACのような非加盟チームも、個人でスポンサー契約をするプロ選手なども参加できて、グレードの高い大会になると思います。(今回、ケンブリッジ飛鳥が男子100mにエントリーしていますが、「オープン参加」の扱いです)
『実業団対抗駅伝』はそのままでもよいでしょうが、『実業団選手権』は今の調子だと、日本の陸上競技の発展を阻害する存在となりかねません。日本実業団連合や各地区の実業団連盟は、ぜひ大局に立って大会のオープン化を検討していただきたいものだと考えます。

今回も2日目を終えて今一つ盛り上がらない種目が多い中、男子円盤投で今季2度にわたり日本新記録(うち1度は非公認)を出していた堤雄司(群馬綜合ガードシステム)が、60m74とみたび日本記録を更新しました。
今日最終日には、学生に負けじと、注目の男子100m予選・決勝が行われます。山縣亮太(SEIKO)、ケンブリッジ飛鳥(NIKE)、飯塚翔太(ミズノ)らの走りに注目です。(飯塚は200mをDNSしているので、動向が気になるところですが)
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2日目までの上位成績を掲載しておきます。

― 男子 ―
◇200m(0.0)
 ① 20"68 諏訪 達郎(NTN)
 ② 20"76 東 魁輝(NTN)
 ③ 20"79 藤光 謙司(ゼンリン)

◇800m
 ① 1'50"84 田中 匠瑛(盛岡市役所)
 ② 1'50"95 八谷 弘樹(航空自衛隊)
 ③ 1'50"97 三武 潤(TSP太陽)

◇1500m(タイムレース2組)
 ① 3'42"75 ロナルド・ケモイ(小森コーポレーション)
 ② 3'43"31 松枝 博輝(富士通)
 ③ 3'43"52 荒井 七海(Honda)

◇10000m(タイムレース2組)
 ① 27'35"38 ポール・タヌイ(九電工)
 ② 27'38"61 ロジャースチュモ・ケモイ(愛三工業)
 ③ 27'40"78 ルンガル・ジェームス(中央発條)
 ⑫ 28'08"22 市田 孝(旭化成)

◇400mH
 ① 49"08 安部 孝駿(デサント)
 ② 49"47 岸本 鷹幸(富士通)
 ③ 49"94 前野 景(ドーム)

◇3000mSC
 ① 8'35"01 東 遊馬(九電工)
 ② 8'39"78 山口 浩勢(愛三工業)
 ③ 8'40"18 髙橋 流星(愛知製鋼)
 ― DNS   潰瀧 大記(富士通)

◇4×100mR
 ① 39"06 NTN(梨本・九鬼・諏訪・東)
 ② 39"58 ユティック(仲島・村田・平野・倉部)
 ③ 39"84 住友電工(小谷・竹下・土手・田村)
 ※4位富士通・高平慎二選手はこのレースをもって引退

◇走高跳
 ① 2m15 道脇 大斗(東山小教)
 ② 2m15 高張 広海(日立ICT)
 ③ 2m15 佐々木 竜一(京都産業大職)

◇走幅跳
 ① 7m73(+0.1) 下野 伸一郎(九電工)
 ② 7m72(+0.8) 大岩 雄飛(スポウエルAC)
 ③ 7m68(+0.4) 小西 康道(白樺学園高教)

◇円盤投
 ① 60m74 堤 雄司(群馬綜合ガードシステム)NR
 ② 58m27 湯上 剛輝(トヨタ自動車)
 ③ 55m78 米沢 茂友樹(オリコ)

◇ハンマー投
 ① 67m35 柏村 亮太(ヤマダ電機)
 ② 67m02 赤穂 弘樹(鳥取県体協)
 ③ 64m91 保坂 雄志郎(群馬綜合ガードシステム)

◇ジュニア1500m
 ① 3'59"65 千葉 直輝(SGHグループ)
 ② 4'01"21 田村 友佑(黒崎播磨)
 ③ 4'05"22 五郎丸 真翔(安川電機)



― 女子 ―
◇200m(+0.2)
 ① 23"84 名倉 千晃(NTN)
 ② 24"00 市川 華菜(ミズノ)
 ③ 24"29 柴村 仁美(東邦銀行)

◇800m
 ① 2'06"18 アン・カリンジ(豊田自動織機)
 ② 2'07"30 山田 はな(わらべや日洋)
 ③ 2'07"68 大森 郁香(ロッテ)

◇1500m(タイムレース2組)
 ① 4'16"10 アン・カリンジ(豊田自動織機)
 ② 4'19"98 陣内 綾子(九電工)
 ③ 4'20"12 森川 千明(ユニクロ)

◇10000m
 ① 32'09"49 松﨑 璃子(積水化学)
 ② 32'15"09 一山 麻緒(ワコール)
 ③ 32'19"98 鍋島 莉奈(日本郵政G.)

◇400mH
 ① 57"31 青木 沙弥佳(東邦銀行)
 ② 58"87 齋藤 真佑(七十七銀行)
 ③ 59"33 芝田 陽香(ミズノSS)

◇3000mSC
 ① 10'16"51 瀬川 帆夏(シスメックス)
 ② 10'17"73 小池 彩加(エディオン)
 ③ 10'35"02 菊池 理沙(日立)

◇4×100mR
 ① 45"61 東邦銀行(柴村・武石・青木・新宮)
 ② 46"35 七十七銀行(齋藤・伴野・青木・佐藤)
 ③ 47"62 小島プレス(前川・中尾・齋藤・矢幅)

◇走幅跳
 ① 6m16(+0.1) 桝見 咲智子(九電工)
 ② 6m03(+0.8) 中野 瞳(マグノリア)
 ③ 6m02(-0.7) 清水 珠夏(城北信用金庫)

◇砲丸投
 ① 15m15 吉野 千明(日女体大職)
 ② 14m48 松田 昌己(新潟アルビレックスRC)
 ③ 14m47 阿原 典子(日大スポ科教職)

◇やり投
 ① 59m81 宮下 梨沙(薫英女学院教)
 ② 56m88 森 友佳(東大阪大付幼職)
 ③ 56m68 久世 生宝(コンドーテック)

※男女10000mWおよび女子棒高跳についてはHPのリザルト表示なし

男女ハーフマラソンで朗報~設楽悠太が日本新、前田彩里2年ぶり復活走


先週末、海外からハーフマラソンに関する2つの嬉しいニュースが飛び込んできました。

1つはチェコから。設楽悠太(Honda)が、9月16日(土)に行われた『マトニ・ウスティ・ハーフマラソン』という大会で、佐藤敦之(中国電力=当時)が2007年に記録した日本記録を8秒更新する60分17秒の日本新記録をマークしました。
優勝したのは24歳のバーセリウス・キピエゴ(KEN)で、前年に続く連覇。タイムは前年を1秒上回る59分14秒。上位3人までが59分台で走っています。

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 http://www.honda.co.jp/sports/track/result.html

設楽はこの1週間前には同じチェコのプラハで10kmロードレースに出場、28分16秒で16位となっています。いずれも、9月24日(日)に行なわれるベルリン・マラソンへ向けてのトライアル的な意図からの出場で、高速レースとして名高い“本番”での好記録の期待が高まってきました。
この設楽のスケジュールについて、川内優輝選手(埼玉県庁)が、
「自分と同じく実戦を重ねて調整する方式で、その結果に期待している」
という意味のコメントを発しているそうです。

またチェコといえば、今年1月にはプラハのレースで女子のジョイシリン・ジェプコスゲイ(KEN)によって64分57秒という驚異的な世界新記録が出されたことが思い出されます。
設楽の場合、10kmではまずまずのタイムながら16位、ハーフでは日本新で走って8位と、記録レベルの高さが伺えます。長距離ロードレースにはうってつけの地形や気象条件に恵まれているのでしょうか、今後とも目が離せない場所となりそうです。


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いっぽう、9月17日(日)にはイギリス・ウェールズで、『ニューポート・リバティ・ハーフマラソン』に出場した前田彩里(ダイハツ)が、1時間12分48秒のタイムで優勝しました。
こちらは男女一斉スタートの純然たる市民レース、前田は男子の優勝者から約1分差の総合3位ということで、他にエリート選手は参加していません。
とはいえ、前田の公式レース出場は北京世界選手権のマラソン以来、約2年ぶり。復帰レースとしては、上々のタイムと言ってよいでしょう。
長らく故障に苦しんできた女子マラソン界のホープがようやく復活の扉を開いたことについては、快哉を叫ばずにはいられません。

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http://www.daihatsu-trackandfield.jp/results/2017/09/newport-liberty-half-marathon.html

今年世界に飛び出した安藤友香、清田真央(ともにスズキ浜松AC)とともに、東京オリンピック代表の有力候補である前田の復帰は、女子マラソン界の現状に分厚い札がさらに1枚加わることを意味します。間もなく開幕する冬場のマラソン・シーズンに、彼女が参戦してくるのがとても楽しみになってきました。(MGCシリーズの性格上、今シーズンは焦らず見送る、という戦略もあり得るかと思いますが)
また、ロンドン世界選手権に出場した松田瑞生が孤軍奮闘の様相を見せているダイハツでは、前田のほかに吉本ひかり、大森菜月、久馬姉妹と、本格復帰すればとんでもない強豪チームとなる面々が「クスブリ中」です。実業団駅伝戦線に向けて、「ダイハツ再生工場」の成果に期待したいところです。

日本インカレ3日目(遅!)~女子800でも快記録誕生!


日曜の夜からブログ更新の時間がとれず、『第86回日本学生陸上競技対抗選手権(日本インカレ)』最終日の結果を未掲載のままになっていました。まあ、大会ページをご覧いただければより詳しい情報が分かりますからお困りの方はいらっしゃらないでしょうが、中途半端な形はよろしくないので、遅ればせながら。
桐生選手の日本新記録で沸きに沸いた今大会、最終日にも素晴らしい記録が出ています。


女子800mで、北村夢選手が2分00秒92の日本学生新記録!
かつて杉森美保さん(当時京セラ、現・京セラコーチ)が2005年にマークした日本記録2分00秒45に迫る、歴代2位の見事なタイムです。女子トラックでは世界大会と最も縁遠いものの一つと言われ、杉森さん以外にオリンピック、世界選手権の参加標準記録を破った選手がいない不毛の種目で、ようやく今年のロンドン世界選手権参加標準記録を上回る快記録が出されたのです。
バックストレートを強い向い風が吹き抜けるコンディションの中で、前後半をほぼ変わらないイーブン・ペースで押し切った力強いレース。杉森さんが日本記録を達成した時には前半の400を59秒前後で入っていましたから、このレース運びは今までの女子800ランナーには見られなかったタイプのものかもしれません。
東京高校出身の北村は、昨年までのベストが2分04秒57。今年6月に2分02秒52、そして今大会と、最終学年で急速な進歩を見せています。関東インカレ・日本選手権そして日本インカレの「3冠」を目標に掲げていたのをも、悠々と達成してのけました。
杉森さんが室内を含め3度にわたって達成した2分00秒台の領域に追いつき、次はいよいよ、男子100mの「10秒の壁」と同様にそびえる「女子800m2分の壁」に挑みます。またまた、楽しみな選手が出てきましたねえ!

◇女子800m
 ① 2'00"92 北村 夢(日本体育大4)NUR GR
 ② 2'05"01 広田 有紀(秋田大4)
 ③ 2'07"38 池崎 愛里(順天堂大1)

男子の方でも、大会新記録が出ています。あの川元奬選手、横田真人さんも達成できなかった、日本インカレで初の1分47秒台をマークしたのは村島匠(順天堂大)。こちらは、前半を中団で進み、第4コーナーで一気にまくり切る豪快なレースでした。

◇男子800m
 ① 1'47"92 村島 匠(順天堂大4)GR
 ② 1'49"41 黒木 卓真(近畿大2)
 ③ 1'49"51 田母神 一喜(中央大2)

3日間を通じて、日本新記録1つを含め大会新記録が7種目と、非常に記録的価値の高い盛況な大会になりました。
陸上トラック&フィールド・シーズンはこの後、全日本実業団選手権と国体を残していますが、男子短距離陣に引っ張られるようにしてどんどんムードが良くなっています。合間に行われる長距離記録会などの動向も併せて、まだまだお楽しみは続きそうですね。
3日目・その他の結果は以下のとおりです。

◇男子200m(+1.6)
 ① 20"58 小池 祐貴(慶應義塾大4)
 ② 20"62 田中 佑典(日本ウェルネス大2)
 ③ 20"77 山下 潤(筑波大2)

◇男子110mH(+3.0)
 ① 13"46 金井 大旺(法政大4)
 ② 13"56 石川 周平(筑波大4)
 ③ 13"66 栗城アンソニー(国際武道大3)

◇男子400mH
 ① 49"80 渡部 佳朗(城西大3)
 ② 50"29 山本 竜大(日本大2)
 ③ 50"36 井上 駆(立命館大4)

◇男子3000mSC
 ① 8'34"80 塩尻 和也(順天堂大3)
 ② 8'45"45 三上 嵩斗(東海大3)
 ③ 8'47"42 滋野 聖也(星槎道都大3)

◇男子4×400mR
 ① 3'07"15 東洋大学
 ② 3'08"16 中京大学
 ③ 3'08"26 大東文化大学

◇男子走高跳
 ① 2m21 赤松 諒一(岐阜大4)
 ② 2m18 藤田 渓太郎(立命館大2)
 ③ 2m18 真野 友博(福岡大3)

◇男子三段跳
 ① 16m77(+2.7)山本 凌雅(順天堂大4)
 ② 16m19(+2.8)中山 昂平(中京大M1)
 ③ 15m99(+2.1)岡部 優真(福岡大M1)

◇男子砲丸投
 ① 17m48 武田 歴次(日本大4)
 ② 17m18 幸長 慎一(四国大2)
 ③ 17m11 村上 輝(国士舘大4)

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◇女子200m(+1.3)
 ① 23"81 中村 水月(大阪成蹊大4)
 ② 23"98 柴山 沙也香(大阪成蹊大2)
 ③ 23"99 前山 美優(新潟医療福祉大4)

◇女子100mH(+2.5)
 ① 13"37 小林 紗矢香(愛知教育大3)
 ② 13"39 福部 真子(日本体育大4)
 ③ 13"46 田中 佑美(立命館大1)

◇女子400mH
 ① 58"28 王子田 萌(立命館大M2)
 ② 58"68 吉田 佳純(駿河台大1)
 ③ 58"87 片山 晴日(福岡大4)

◇女子3000mSC
 ① 10'02"64 藪田 裕衣(京都産業大4)
 ② 10'12"59 岡田 佳子(松山大2)
 ③ 10'19"91 信岡 桃英(京都産業大2)

◇女子4×400mR
 ① 3'37"44 日本体育大学
 ② 3'38"89 立命館大学
 ③ 3'42"05 駿河台大学

◇女子10000mW
 ① 45'49"80 五藤 怜奈(中部学院大4)
 ② 46'24"97 河添 香織(立命館大4)
 ③ 47'07"79 溝口 友己歩(早稲田大2)

◇女子棒高跳
 ① 3m90 那須 眞由(園田学園女子大3)
 ② 3m90 若園 茜(筑波大3)
 ③ 3m80 鈴木 里菜(日本体育大4)

◇女子ハンマー投
 ① 58m81 本村 夏鈴(九州共立大4)
 ② 57m12 小舘 充華(流通経済大1)
 ③ 56m54 桑原 翠(九州共立大1)

日本インカレ2日目・その他の結果~橋岡不在の男LJで大会新



鈴木スポーツ庁長官「9月9日を国民の祝日にしましょう!」
安倍総理「北朝鮮の建国記念日と同じ日は、いかがなものか?」
…ウソです。すいません、夜中になっても浮かれてます。

ヒーロー桐生祥秀は、400mリレーでもアンカーで5連覇の中大を猛追する激走。200m予選も順当に勝ち上がっています。万全ではないという脚の状態が心配ですが、去年のようにマイルリレーにまで駆り出されるという予定はないので大丈夫でしょう。
男子走幅跳では、ユニバをキャンセルした橋岡優輝(日本大1)が今大会も欠場。しかしながら2選手が大会記録を更新するハイレベルなジャンプで盛り上げてくれています。

◇男子5000m
 ① 13'35"19 レダマ・キサイサ(桜美林大2)
 ② 13'46"60 パトリック・ワンブイ(日本大3)
 ③ 13'47"85 阪口 竜平(東海大2)

◇男子4×100mリレー
 ① 39"40 中央大学
 ② 39"42 東洋大学
 ③ 39"58 関西学院大学


◇男子10000mW
 ① 40'22"28 山西 利和(京都大4)
 ② 40'28"48 池田 向希(東洋大1)
 ③ 40'32"57 及川 文隆(東洋大4)

◇男子走幅跳
 ① 8m09(+2.0)津波 響樹(東洋大2)GR
 ② 8m06(+1.9)山川 夏輝(日本大4)GR
 ③ 7m97(+2.5)川島 鶴槙(順天堂大3)

◇男子円盤投
 ① 52m41 吉田 惇(東海大4)
 ② 51m15 幸長 慎一(四国大2)
 ③ 50m62 松井 俊樹(国士舘大3)

◇十種競技
 ① 7546pt. 田上 駿(順天堂大2)※追風参考
 ② 7353pt. 奥田 啓祐(東海大3)※追風参考
 ③ 7336pt. 森本 公人(大阪教育大M2)


◇女子100m(+2.3)
 ① 11"56 中村 水月(大阪成蹊大4)
 ② 11"63 前山 美優(新潟医療福祉大4)
 ③ 11"74 君嶋愛梨沙(日本体育大4)

◇女子5000m
 ① 16'04"45 清水 真帆(大阪学院大4)
 ② 16'05"22 加世田 梨花(名城大1)
 ③ 16'07"09 佐藤 成葉(立命館大2)

◇女子4×100mリレー
 ① 45"20 大阪成蹊大学
 ② 45"29 立命館大学
 ③ 45"43 日本体育大学


◇女子走幅跳
 ① 6m39(+3.0)辻本 愛莉香(大阪成蹊大4)
 ② 6m17(+1.7)石原 薫子(中京大4)
 ③ 6m14(+2.8)山下 友佳(立命館大2)

◇女子三段跳
 ① 13m05(+1.9)河合 栞奈(大阪成蹊大2)
 ② 13m04(+3.5)剱持クリア(筑波大2)
 ③ 12m87(+2.8)林 小百合(日本女子体育大4)

◇女子円盤投
 ① 52m56 辻川 美乃利(筑波大4)
 ② 51m98 藤森 夏美(順天堂大4)
 ③ 49m28 塗 真奈美(東京女子体育大4)

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