豊大先生流・陸上競技のミカタ

陸上競技を見続けて半世紀。「かけっこ」をこよなく愛するオヤジの長文日記です。 (2016年6月9日開設)

『第105回日本陸上競技選手権』観戦記 その①



『第105回日本陸上競技選手権』が終わりました。
5年前のリオ選考会の時は、種目ごとに「速報ニュース!」みたいな感じでこのブログをアップしまくってたんですが、今じゃTwitter見てるほうがよっぽど早いし、情報の、というか速報の洪水みたいなもんだから、今回は出しゃばらずノンビリと、それでも熱く観てました。月陸Onlineさん、EKIDEN Newsさん、いつもお世話になります。
となると、長文ブログの使命としては、じっくりと観戦記を書き残しておくことかと。私なりに強く印象に残った出来事を、いくつかピックアップしてみたいと思います。

JAC37

その① 福島千里選手について、私信ふうに語ります…
福島千里選手、あなたはこの10余年間というもの、間違いなく日本陸上界・唯一無二のヒロインでした。
女子短距離種目では、長い間、オリンピックにただ出場するということすら誰にも果たせない遠い遠い夢でした。アスリートにとっても、ファンにとっても。それを、あなたは3度も叶えてくれました。
日本の女性でも、もしかしたら100mで11秒を切れるかもしれない、そんな夢のまた夢さえ抱かせてくれました。
2011年6月、私は、日本選手権に出場するあなたを現地で見たいがために、はるばる熊谷まで出かけたものです。(茨城から埼玉北部って、電車だと案外行きづらい…)
当時のあなたは、日本のみならずアジア最速の絶対女王。新進気鋭の高校生と注目された土井杏南選手をぶっちぎっての優勝、本当にカッコよかった。
それから、いくばくかのスランプ期間を経てのリオ代表選考会。降り注ぐ陽光の中で200mのゴールを22秒88で駆け抜けた時の、輝かしい笑顔は忘れられません。
そんなあなたにとって、この5年間は、栄光の日々を帳消しにしてしまうほどに、長く苦しいものだったかもしれません。


昨年末、NHKで放映された『スポーツ×ヒューマン』を視ました。
冒頭から、訥々と語り始めた女性のナレーション。その声の主が字幕で紹介されたとき、衝撃を受けました。あなたにとっては高校時代のライバルだった、中村宝子さん…今はNHK福岡放送局に勤務し、番組のディレクター兼カメラマンとして、あなたの密着取材を任されたのだと知りました。
福島選手と中村さん、そして先ごろ公式に引退を表明した髙橋萌木子さん。髙橋さんは100m史上初のインターハイ3連覇と高校記録を、中村さんは3年時のインターハイ200mで驚異的な高校記録を樹立したスーパースターで、あなたは常に2人の陰に隠れる存在でしたが、後に立場を逆転して短距離界の絶対女王となります。
女子の短距離にこれほどの逸材が集まった、驚異の世代。3人はまた、プライベートでも親しい友人どうしであったことが知られています。

その中村さんの目がカメラのレンズと同化して、苦悩するあなたの姿を冷徹に追う45分間。序盤では、山﨑コーチとの間で「11秒8とか…まさか(そこまでは)ね…」といったやり取りが見られますが、試合を重ねるにつれて、その「まさか」が現実として突き付けられます。無名の高校生にすら勝つことができずに、とうとう昨年の日本選手権出場権を逃してしまった経緯が、耽々と語られていきます。
取材中、オフレコであなたと中村さんは何をどう語り合ったのだろうか?競技への挫折をいち早く経験している中村さんが、どんな言葉をかけたのか…敢えてそのあたりを封印したまま、あなたの表情を追い続けた結果、この番組は優れたドキュメンタリーになりました。(沢木耕太郎氏が開拓した「私ノンフィクション」という表現手法を勘違いして、自分自身が出たがるジャーナリストがどれだけ多いことか!)どん底を味わいながらも、100均でちょっとした練習道具を購入して家路につくあなたの背中を映しつつ、番組はエンディングに向かいます。
あなたの魅力であるホンワカとした笑顔が、終始泣き顔の代わりに思えるほど、このドキュメンタリーの主人公には救いが訪れません。ひたすら苦悩し、しかしまだ終わるつもりはないともがく、かつてのスプリント女王。その余韻を響かせて、2020年が暮れるのに併せるかのように、中村さんとあなたが共有したひと時はフェードアウトしていきました。

2021年の陸上シーズンが始まった時、華やかな記録ラッシュの期待に沸く一方で、福島選手の動向に思いを馳せたファンは少なくなかったはずです。12秒も切れない最悪の状態を
どうやら脱したかに見えたあなたが、とうとう布施スプリントで日本選手権の参加資格に到達したとき、そうしたファンの快哉が、静かに鳴り響きました。
その控えめな快哉はしかし、もはや残り僅かな時間ではかつての女王としての力を取り戻すことは不可能だろうという、諦めの入り混じった反応でした。すでに女子短距離界の主役は大学生を中心とした新世代の面々に移っており、出場の決まっている400mリレーのメンバーに入ることさえ、余程の奇跡でも起こらない限り無理だと分かっていたからです。
そして、その通りの結果が待っていました。

100m予選を終えて、かつてのヒロインに向けられた半ば儀礼的な取材に対して、あなたは今後の進退について明言はしませんでしたね。
「まだやり尽くしていない」という思いがあるのでしょうか?
だとしたら、一度思い切って、ある程度の時間…そうですね、たとえば丸々2年間くらい、競技を離れてみてはどうでしょうか?
慢性の故障を抱える脚を徹底的に休ませ、次に何をすべきかを熟考する時間が、あなたには必要だと考えます。大好きな駆けっこから離れられないというのであれば、今では陸上界には指導者や裏方として活躍できる場が多数用意されていますから、そうした環境でリフレッシュしつつ、自分自身を俯瞰してみることは、いいことに違いない気がするのです。
33歳という年齢でそれを決断することには途轍もない勇気が必要でしょうが、新谷仁美選手や後輩の寺田明日香選手がどうして数年間のブランクを成長の糧に替えることができたのか、そこにはきっと、「一度離れたからよかったのだ」という確たる理由がある筈なのです。
もちろん、スポンサー関係はじめ生活上の難問もあるでしょうが、第一線に復活するには、もうそれしかないと私には思えます。

そして、もしもこのまま、あなたがひっそりとスパイクを脱ぐことになったとしても、あなたが陸上界の輝かしいヒロインであり続けた事実は、褪せることはありません。どちらにしても、私たちは心からあなたに感謝し、将来も応援し続けることでしょう。
とりあえずは、東京五輪代表へのチャレンジ・ロード、お疲れさまでした。
最後になりましたが、2日遅れのハッピー・バースデイ!当日に間に合わなかった筆不精をお許しください。

(思いのほか長くなってしまいましたので、②以降は次回に)

この記録ラッシュは、もしかして空前?



20210606

いやー、凄いですね、陸上界。日本国内も、世界も。
このご時世下、「オリンピックやるの?やらないの?」といたたまれない不安に揺れるスポーツの 世界にあって、客観的に見ても陸上界のムーヴメントは際立っているように見えます。
こんなに不安定で、練習環境も試合も満足に提供されない時間が1年以上も続いているというのに、当事者たちのこの頑張り、闘争心はいったいどこから来るんでしょうか?…。
楽天デリバリー

先だっての日曜日。諸事情もあって、日本GPシリーズの2大会が新潟と鳥取で同日開催、さらに平塚では個人インカレの最終日までが重なって、陸上ファンは情報の洪水にもうパニック状態でしたね。
朝から私のパソコンとスマホは各大会の生配信とともに、TwitterやYahoo!ニュース・サイトをフル稼働させて、次々入るニュースを消化するのに大わらわでした。

「寺田、またまた予選から12秒台!」
「福島、日本選手権申込記録を突破!」
「山縣、標準突破の10秒01!」
「桐生も追参ながら10秒01!」
と、午前中から「布施」の予選レースでの快報が続々と入ってきます。この時点で、「布施」のライブ配信(Hulu)を視聴することができなかった私は、おまけに「布施」のHPにある「リザルト速報」のページがいつまで経っても(いま現在もなお)「只今準備中」のため、頼みとするのはTwitterからの情報だけです。

昼にさしかかってくると、
「大阪体育大の武本紗栄が、やり投日本歴代4位の62m39!」(平塚)
「堤、今季初の60mオーバー!」
「橋岡、2回目に公認8m23!」(以上デンカ)
と、フィールド競技も負けじと好記録ラッシュの盛況。
本来ならフィールドがメインながらデンカのライブ配信をじっくり見ていたいところですが、Twitterチェックが忙し過ぎて、こちらは文字通りの「速報」を載せてくれるデンカのHPと平塚のライブ配信を併走中。あとついでに、競泳JAPAN OPENの予選の動向も。

「源裕貴(環太平洋大)1分46秒50!」(デンカ)
「青木益未が12秒87日本タイ!」(布施)
え、なんと寺田負けた?

そうこうするうち、いよいよ布施の男子100m決勝の時刻が迫ります。
「今日の山縣はきっとやる。背に腹は代えられない」
とばかりに急遽Huluに1か月無料登録を敢行。(と書くといかにも大仰ですけど、私、少々有料動画サイト登録過多なもんで、Hulu加入はこれまで控えていたのです)
生視聴態勢を整えると、PCをフル画面にして「その時」を待ちます。
この配信は、関東では視聴できない北日本放送による中継とリンクしていたんでしょうか、A決勝にはちゃんとした実況と朝原さんの解説までついて、さすがYouTubeの垂れ流し中継とは一線を画した立派なものでした。
願わくば画面にタイマーを表示してほしかったところですが、山縣選手フィニッシュとともに
「おおーっ、9秒97!!」(速報)
とアナ氏が絶叫してくれたために、十分リアルタイムの興奮を味わうことができました。いやあ、ヨカッタヨカッタ!(ちなみに私の手動計時は、ちょっと失敗して10秒00でした)

それにしても…
オリンピックまで7週間と、いよいよ秒読みに入ったこの時点で、陸上界の盛り上がりぶりは何とした事でしょう。
やはり先週末に開催されていた競泳の「JAPAN OPEN 50m」が、代表選手に強化練習中の疲労が溜まる中だったとはいえ記録的に低調に終わったのと比べると、「陸上、どうしちゃったの?」と嬉しい疑問符を投げかけざるを得ません。(長年世界のトップクラスにいる競泳と比べるのは、あんまり意味ないんですけどね)
これは世界的に見ても同様で、競泳界ではさして驚くような記録の話題が聞こえてこないのに対して、陸上では
「34歳のシェリー・アンが100mで歴代2位!」
とか、女子10000mでは立て続けに、新谷仁美が周回遅れにされてしまうような世界新記録のニュースとか、威勢のいい話題が次々と飛び込んできます。

今年に入ってから樹立された日本記録を並べてみると、
 2/28 男子マラソン 鈴木 健吾 2:04’56"
 4/29 女子100mH 寺田 明日香 12"96
 4/29 男子110mH 金井 大旺 13”16
 5/1 混合4×400mR 日 本 3’18”76
 5/9 男子3000mSC 三浦 龍司 8’17”46
 5/23 女子七種競技 山﨑 有紀 5975pt.
 5/30 男子1500m 荒井 七海 3’37”05
 6/1 女子100mH 寺田 明日香 12”87
 6/1 混合4×400mR 日本選抜 3’16”67
 6/6 女子100mH 青木 益未 12”87
 6/6 男子100m 山縣 亮太 9”95


これに、昨年1年間の分を付け加えますと、
 3/1 男子マラソン 大迫 傑 2:05'29"
 3/8 女子マラソン 一山 真緒 2:20'29"
※女子単独レース

 3/27 男子円盤投 堤 雄司 62m59
 8/23 女子1500m 田中 希実 4’05”27
12/4 女子10000m 新谷 仁美 30’20”44
12/4 男子10000m 相澤 晃 27'18"75

と、トータルで実に13種目・17回に及びます。あくまでもオリンピック実施種目に限ってのことで、男女のハーフマラソンや田中希実選手の3000mなどは含めていません。

ちなみに2016年のリオデジャネイロ五輪の前はどうだったかといいますと…
男子5000m、10000m、20㎞W(世界記録)、砲丸投、女子4×400mRでそれぞれ前年の2015年に記録され、オリンピック・イヤーでの日本記録更新は、女子200mの福島千里、そして大会本番中の男子4×100mRのみでした。
また本来であれば東京五輪前年となるはずだった2019年には、男子100m、110mH、4×100mR、50㎞W、走高跳、走幅跳、女子20kmW、円盤投、やり投と9種目で日本新記録が生まれています。リオ前年の2015年を軽く上回っている上に、内容的にも多くは10年ぶり以上となる歴史的な更新であり、また多くが世界トップリストに名を連ねるハイレベルなものばかりでした。
総括すれば、この3年間で全48種目中実に20種目で日本記録が更新されているという、日本の陸上競技史上類を見ない躍進が、しかもこの困難な情勢下で達成されている、ということになります。

もはや、どう落ち着くにせよ東京オリンピックが健全な形で開催されることにはなりません。たとえ当初の予定通りのスケジュールで競技が実施されるとしても、自ら大会を回避する選手や記録を作る機会に恵まれず断念する選手などが、かなりの人数に及ぶことになるでしょう。大観衆・大声援のもとで、オリンピックならではの名勝負が演出され祝福されることも叶いません。
けれども、己のなすべきことだけを念じて競技に打ち込み、苦難を克服して結果を出してゆくアスリートたちの強い信念には、ただただ敬服するばかりです。それらを見つめるだけでも、五輪は私にとって素晴らしいスポーツの祭典となるはずです。
楽しみだ、などと言うには申し訳ない。心して、この先の日本選手権、オリンピックを見守っていきたいと思っています。

<速報>2021年版・女子実業団長距離ラインアップ



さてさて、今年もこの季節がやってまいりました。今や当ブログ唯一の存在意義となってきた感のある、「実業団女子陸上部(長距離)新年度ラインアップ」まとめ。
相変わらず各方面の情報の寄せ集めで構成しておりますが、どこのチームもひと頃に比べるとHPの更新が早くなり、ほとんど咋4月1日に一斉に新体制がアップされました。それでも当記事に不備は多々ありましょうけど、そこは追々補充させていただく形で、今回もよろしくお願いいたします。

全般に、この厳しい社会状況にあって人数面では充実していますね。女子の実業団駅伝はフルエントリーが10人なんで、2ケタのメンバーは揃えておきたいところ、多くのチームがそこをクリアしています。チーム数も増加傾向にあり、今回は過去最多の37チーム掲載となりました。駅伝予選会はヒートアップ必至でしょう。
チーム間の移籍が多くなってきたのも、近年の傾向です。「退部」と聞いて一瞬ガッカリしたのが、他チームにその名前が移っているのを見つけると、ホッとします。
そして、5月、6月にはもうトラックの代表選考レース。残された数少ない椅子をめぐって、ジョシリクの熱い季節が始まります!

<●は監督、◎は主将。太字は昨年掲載時以降の新加入選手、( )内は前所属。※は昨年4月時点での在籍選手中、現在までに引退・退部が確認された選手>
※4/3,6,11,22,5/13,7/1,10/4 一部追記


◆日本郵政グループ(11人)
●髙橋 昌彦
鈴木 亜由子/◎鍋島 莉奈/太田 琴菜
/樽本 知夏/大西 ひかり/菅田 雅香
/高橋 明日香/廣中 璃梨佳/
小坂井 智絵(成田高)/
土井 葉月(須磨学園高)/
三原 梓(立命館宇治高)

※関根 花観/宇都宮 恵理/林 英麻

関根選手、林選手の早過ぎる引退は惜しまれますが、高校駅伝1区の3位・8位・9位を引っ張って、補強は盤石、というところでしょうか。夏に大きな山場を迎える鈴木選手の状態さえ問題なければ、今年も駅伝の大本命は揺るぎません。

◆積水化学(11人)
●野口 英盛
森 智香子/◎宇田川 侑希/
佐藤 早也伽/野村 蒼/飯島 理子
/新谷 仁美/卜部 蘭/木村 梨七
/弟子丸 小春/長澤 日桜里/
和田 美々里(東洋大)
※髙野 みなみ/和田 優香里/
青木 和/橋本 奈津

外部チームとの提携が奏功して大躍進となった昨年、今季は「4番手」以降の選手たちへの連鎖反応が期待されるところです。果たして新谷選手の大記録「3チームで実業団駅伝制覇」は成るでしょうか?…ところで佐藤選手と双璧の癒し系だった、和田選手がいなくなりました。お疲れ様。

◆豊田自動織機(10人)
●松田 三笠
(長谷川重夫氏は総監督に)

沼田 未知/藪下 明音/山本 菜緒/
前田 梨乃/萩原 歩美/川口 桃佳/
ヘレン・エカラレ/小笠原 安香音/
城所 日和/原田 まりん(樟南高)

※福田 有以

毎年のように、エース級が若くして去っていくのがこのチームの悩ましさ…ということで、昨年末をもって福田選手が引退。「上位の常連」から突き抜けるには、何かが足りない今年の陣容と見えます。
※一部追記済。

◆ワコール(10人)
●永山 忠幸
福士 加代子/一山 麻緒/坪倉 琴美/
谷口 真菜/安藤 友香/佐藤 明日美/
枚田 茉優/清水 萌/
井手 彩乃(福岡大)/柴田 来夢(桂高)

※金山 琳(ルートインホテルズへ)/
片山 弓華/長谷川 詩乃/宮下りの

駅伝引退を公言した福士選手にとっては集大成の1年。20年以上チームを引っ張ったレジェンドへの餞に、若手選手たちの心意気を期待したいものです。

◆デンソー(14人)
●荻原 知紀(9/1就任)
小泉 直子/◎池内 綾乃/矢田みくに/
森林 未来/ロバ・ゼイトナ・フーサン/
小笠原 朱里/平田 歩弓/松本 夢佳/
川北 陽菜/矢野 栞理
/
ブカ・デスタ・フルカ/
酒井 美玖(北九州市立高)/
鳥居 華(神村学園高)/
松田 杏奈(京セラ)
※松本 亜子

3連覇の黄金時代から急降下したチームが、いつの間にやら王座奪回を窺えるほどに質・量ともに重厚なメンバーを揃えてきました。個人的には京美人・池内キャプテンの奮起に期待しています。

◆ヤマダホールディングス(8人)
●髙木 雅一(女子中長距離部門新任)
石井 寿美/筒井 咲帆/清水 真帆/
荻野 実夕/田崎 優理/柴田 彩花/
米澤 杏樹
/岡本 春美(三井住友海上)
/末山 優珠(小林高)/
星野 輝麗(常磐高)

※西原 加純(シスメックスへ)/
宮城 亜支亜/市川 珠李/
鈴木 翔子/竹地 志帆

監督および重鎮選手2人が抜けて、新体制で臨む試練の年。成長著しい田崎選手と、心機一転の岡本選手の走りに注目です。
(7/1 追記)田崎選手が本日付でシスメックスに移籍しました。森川監督・西原選手を追って、ということでしょうか。
(10/4追記)末山選手が退部。

◆パナソニック(10人)
●安養寺 俊隆
◎森田 詩織/内藤 早紀子/森田 香織
/堀 優花
/渡邊 菜々美/金丸 清香
/森 麿晧/清水 萌衣乃/中村 優希
/
信櫻 空
※山口 真実/國立 華蓮/戸部 千晶

連覇当時の主力に故障が相次ぎ、また補強もないため苦しい台所事情。今季はシード権の確保に向けて策を練る必要がありそうです。

◆九電工(13人)
●藤野 圭太(女子部)
◎逸木 和香菜/陣内 綾子/加藤 岬/
唐沢 ゆり/林田 美咲/
宮田 梨奈/大倉 真歩/木本 胡実/
キプケモイ・ジョアン・チェプケモイ/
ジェロティッチ・ウィニー
/
小園 彩華(鹿児島女子高)/
中須 瑠菜(神村学園高)/
森田 真帆(諫早高)

※横石 悠貴

ここも、ずいぶん戦力が充実してきました。何といっても大黒柱・加藤選手の復調が頼もしい。あとはもう一押し、若手の底上げを期待したいところでしょう。
(10/4追記)9/30付で陣内・大倉両選手が引退。中距離界の重鎮だった陣内選手は、実業団選手権が最後の舞台となりました。お疲れ様です。

◆ダイハツ(14人)
●山中 美和子
前田 彩里/久馬 悠/久馬 萌/
大森 菜月/松田 瑞生/竹山 楓菜/
◎竹本 香奈子/水口 瞳/信岡 桃英/
上田 雪菜/下田平 渚/柴田 佑希/
武田 千捺/村尾 綾香/
加世田 梨花(名城大)
※細田 あい(エディオンへ)/
 木﨑 良子

ロンドン代表の木﨑選手が「アドバイザー」に就任。(林前監督は「エクゼクティブアドバイザー」に)特に引退の告知もなく、現役フェードアウトの模様です。スーパールーキー加世田の入社で、戦力充実度は相変わらず。前田、久馬姉妹の復調が待たれます。
(10/4追記)9/30付で水口選手が退部。

◆エディオン(10人)
●沢栁 厚志
◎西田 美咲/石澤 ゆかり/江口 美咲
緒方 美咲/萩谷 楓/三ツ木 桃香/
山本 明日香/小倉 稜央/
細田 あい(ダイハツ)
/
工藤 杏華(日本体育大)
安 なつ美(大阪薫英女学院高)
※安井 絵理奈(岩谷産業へ)/
菅野 杏華(ニトリへ)/
石尾 木乃美(TOTOへ)/森 紗也佳

移籍選手が多いのが少し気になるところですが、萩谷選手が大エースに成長してきたことで上昇気配は濃厚。補強も順調で、シード入りも狙えそうです。
(8/3追記)8/2、Twitter上で石澤選手の日立移籍が公表されました。



◆
天満屋(11人)
●武富 豊
小原 怜/谷本 観月/前田 穂南/
高木 綾女/松下 菜摘/三宅 紗蘭/
大東 優奈/西川さくら/
渡邉 桃子(関西大)/
小汲 紋加(玉川大)/
嵯峨山 佳菜未(第一生命G.)

※青木 未晴/田中 みく/
谷口 亜未/坪井 晧香
 

前田選手にとって大勝負の年。補欠の小原選手らマラソン・チームは大忙しの半年になるでしょうが、それが後半戦の強化につながるといいですね。谷本・三宅両選手の復調次第では、また上位を賑わすピンク軍団が見られそうです。また新天地の嵯峨山選手に期待。

◆資生堂(10人)
●川村 浩之
◎木村 友香/高島 由香/
前田 海音/五島 莉乃/佐藤 成葉
/永井 智里/日隈 彩美/
樺沢 和佳奈(慶應義塾大/TWOLAPS)/
木之下 沙椰(神村学園高)/
ジュディ・ジェプングティチ(益田東高)

※岡本 海愛/真柄 碧/高見澤 安珠/
田中 華絵(以上現役引退)/
今村 咲織(しまむらへ)/
メリッサ・ダンカン

大器・高見澤選手が、実業団では鳴かず飛ばずで終わってしまったのが何とも残念。それを含め入れ替えが激しく、数的には入社1~2年目の若手が主力を担うことになりました。高校時代から注目されていた樺沢選手は、TWOLAPSの方は離籍したようですが、どういう練習環境になるのでしょうか?
(7/1 追記)6/1付で、岩水嘉孝HCが監督に就任、川村前監督はゼネラルマネジャーに。

◆三井住友海上(9人)
●鈴木 尚人
田邊 美咲/野添 佑莉/橋本 奈海/
片貝 洋美/古寺 冴佳/
カマウ・タビタ・ジェリ/
福居 紗希/根塚 みのり/
黒川 円佳(神村学園高)
※岡本 春美(ヤマダHDへ)/
玉城 かんな/関口はるか

常勝軍団も今は昔。エース岡本選手の移籍で、今年も予選会ボーダー上の厳しい戦いを余儀なくされそうです。

◆大塚製薬(10人)
●河野 匡(部長兼女子部監督)
◎川内 理江/伊藤 舞/岡田 唯/
横江 里沙/藪田 裕衣/棚池 穂乃香/
福良 郁美/棟久 由貴/秋山 あみる
/津熊 彩(東大阪大敬愛高)


福良選手が進境著しく意欲的にレース参戦を続けています。藪田選手も密かに3000SCでのオリンピック代表を狙っています。が、私の願いはただ一つ…「横江、カムバック!」

◆スターツ(9人)
●中村 悠希/
 アドバイザー:高橋 尚子

◎佐藤 奈々/ローズメリー・ワンジル
/上杉 真穂/西野 まほ/小川 香澄/
赤坂 よもぎ/西川 真由/
山本 千絵(兵庫大学)/
北村 遥(大聖寺実業高)
※グレース・キマンズィ/清水 穂高/
原田 澪

「Qちゃん効果」でしょうか、上杉選手、赤坂選手をはじめ、個々の力がじわじわと上がってきているように見受けられます。ここもシード入りのダークホースです。
(10/4 追記)7/31付で赤坂・西野両選手が引退。また少し戦力的に苦しくなりました。

◆ユニバーサルエンターテインメント
 (13人)

●深山 文夫
青山 瑠衣/伊澤 菜々花/和久 夢来/
由水 沙季/
篠塚 麻衣/鷲見 梓沙/
猿見田 裕香/大西 響/
ナオミ・ムッソーニ/髙木 結加/
白石 由佳子(順天堂大)/
奥村 沙帆(東海大)/
山﨑 夢乃(佛教大)
※ 秋山 桃子/三島 美咲/関野 茜

ここはいつの間にやら、戦力的に地味なチームになりましたね。大砲不在、若手不在といった感じで、あんまりいい意味でなく成熟しちゃってます。名古屋での和久・青山両選手の奮闘が、いいきっかけになればと思います。何といっても「鷲見、カムバック!」でしょう。

◆日立(11人)
●北村 聡
◎池田 千晴/田村 紀薫(コーチ兼務)/
小井戸 涼/
佐々木 芽衣/佐々木 瑠衣
/橋野 玲奈/白川 恵理菜/
花野 桃子(日本体育大)/
高橋 実里(水城高)/
長峯 野々花(三浦学苑高)/
バイレ・シンシア・ジェリ(神村学園高)/
石澤 ゆかり(エディオン)

※メリー・シプコ・マネラ/オマレ・ドルフィン・ニャボケ

気になる私の地元チーム。小井戸、佐々木姉妹といった中
堅が力を付けてきていますが、やはりルーキーの躍動がな
いと今一つ厳しい。ひところの低迷は脱した感があるので、
予選会突破はイケると思いますが…。
(8/3追記)8/2Twitter上で石澤選手の加入を公表。
(10/4追記)8/31付で白川選手が引退。


◆肥後銀行(9人)
●竹下 元久(部長兼務)
◎
平井 見季/
髙野 鈴菜/
松下 茉由/境田 真夕/儀藤 優花/
菊地 梨紅/堤 好伽
/
秋山 祐妃(大東文化大)/
西田 留衣(シスメックス)
※
本田 絵里香/猪原 千佳

(10/4追記)8/10付で元シスメックスの西田選手が加入。

◆ルートインホテルズ(11人)
●
木村 泰人
カムル・パウリン・カベケ/
藤田 正由加/坂本 ちほ/神田 美沙/
西谷 沙綾/萩野 真紀/明石 伊央/
日高 侑紀/真部 亜樹/三原 環/
金山 琳(ワコール)
※
加藤 海音

特に告知記事はないのですが、どうやら藤川亜希監督が
退任されたようですね。
(10/4追記)その後、木村HCが監督に就任。
◆シスメックス(10人)
●森川 賢一(ヤマダHD)
堀江 美里/永岡 真衣/瀬川 帆夏/
北脇 亮子/鳴瀧ほのか/今枝 紗弥/
酒井 想/大庭 結菜/西原 加純/
田﨑 優理/竹地志帆(以上ヤマダHD)
※
西田 留衣/金平 裕希/坂本 茉矢/
 田邊 摩希子/谷萩 史歩

(7/1 追記)本日付でヤマダHDより田崎優理選手が加入しました。
(10/4追記)公式発表はありませんが、全日本実業団女子駅伝予選会のエントリーリストに、今春ヤマダを退部した竹地選手の名があります。

◆ホクレン(7人)
●長渡 憲司
◎清水 美穂/菊地 優子/
寺島 優奈/保坂 野恋花/
河辺 友依/不破 亜莉珠/
岩川 侑樹(TOTO)/
佐々木 萌那(青森山田高)

※宮内 洋子/宮内 宏子/
 加藤 凪紗/池亀 彩花

4/5にHPが更新され、8名の陣容が判明しました。
3年ぶりにキャプテン再任となった清水選手が
復調気配でもあり、悲願のシード入りを目指し
ます。
(10/4追記)9/30付で不破選手が退部。

◆鹿児島銀行(6人)
●立迫 奈津子
池満 綾乃/
小原 諒子/久保 亜美/
倉岡 奈々/石井 里佳/立迫 美紀/
上原 美幸(第一生命G.)
※
松枝 未代/安藤 有沙

※HP更新なし
(10/4追記)6/30付で第一生命G.を退部した上原選手が、その後郷里のこのチームへ。


◆第一生命グループ(12人)
●山下 佐知子
上原 美幸/原田 紋里/
出水田眞紀/原田まつり/
鈴木 理子/古川 結美/櫻川 響晶
/樽本つかさ/山本 晏佳吏/
佐野 英里佳(拓殖大)/
小海 遥(仙台育英高)/
藤岡 加梨(東海大福岡高)/
田中 華絵(資生堂)
※嵯峨山 佳菜未(天満屋へ)/
向井 優香

昨季予選敗退の屈辱を味わった、2002年・2011年の優勝チーム。敗因はエース上原選手の欠場に加えて出水田選手の絶不調とはっきりしているので、今年は経験を積んだ選手たちが何とかするでしょう。しかし有望株だった嵯峨山・向井両選手の低迷~退部は痛いですね。
(7/1 追記)6/30付で上原選手が退部しました。「引退」という言葉は使われていませんので、独立もしくは移籍の可能性もあります。
(10/4 追記)8/1付で、今春資生堂を退社した田中華絵選手が復帰。

◆ニトリ(9人)
●倉林 俊彰
◎杉浦 穂乃加/鈴木 葵/
岡本 奈々依/工藤 日女花/
古川 璃音/

ツラカ・エスタ・ムソニ/
菅野 杏華(エディオン)/
長濱 夕海香(大阪芸術大)/
小代﨑 陽向子(国分中央高)
※吉田 香澄(愛知電機へ)

◆岩谷産業(10人)
●
廣瀬 永和
 アドバイザー:野口 みずき
中野 円花/青木 奈波/大同 美空/
藤原あかね/川村 楓/飯田 怜/
鈴木 純菜/的塲 麻歩/
安井 絵理奈(エディオン)/
西尾 咲良(神戸学院大)/
萩原 柚乃(倉敷高)
※今田 麻里絵(キヤノンACへ)/
高野 智声/増田 梨美/高谷 愛奈

※5/13,7/1 追記

◆しまむら(12人)
●澤口 功
阿部 有香里/大島 里穂/齋藤 暁/
中根 瑞稀/今井 優/菅野 未来/
水谷 怜愛/
高野 涼夏/
今村 咲織(資生堂)/
志村 野々花(大阪芸術大)/
髙橋 優菜(順天堂大)/
渡邉 唯(国士舘大)
※萩野 真理/藤石 佳奈子/
 折笠 有彩/阿比留 悠奈

※4/5にHPが更新され、新加入選手の記載はあり
ませんが退部選手は明らかになりました。12名
体制での今年度ということになったようです。


◆ユニクロ(10人)
●長沼 祥吾
野村 沙世/
吉川 侑美/荘司 麻衣/
森野 夏歩/康本 花梨/
小笠原 晴季/
尾方 星華/中尾 真衣/平島 美来/
加藤 綾華(名城大)
※
今井 千尋

◆TOTO(9人)
●山本 光宏
◎前之原 瑠衣/黒田 純菜/室田 杏子
/森 歩美/
峠 萌香/早川 可奈子/
川下 玲奈/真也加ジェルーシャ有里/
大坪 沙代(小林高)/
石尾 木乃美(エディオン)
※岩川 侑樹(ホクレンへ)/
ナンシー・ジェサング

◆十八親和銀行(7人)
●吉井 賢
◎本田 純麗/三宅 翔子/
光恒 悠里/北原 芽依/藤村 光紀/
古本 紗彩(
瓊浦高)/
植野 菜々美(九州国際大付属高)
※野上 恵子/田中 亜可梨

◆キヤノンアスリートクラブ九州(9人)
●川上 優子
◎
中川 文華/大塚 英梨子/
古川 夏海/一 紋野女
/モカヤ・マータ・モラー/
徳田 優里海/
今村 菜々子/
藤井 結愛/
藤原 花音/
藤川 遥(鹿屋体育大)/
松浦 亜依(白石高)/
山下 真央(諫早高)/
今田 麻理絵(岩谷産業)
※後藤みのり/鹿嶋 栞名/
鹿内 弥生

※5/13,10/4 追記

◆宮崎銀行(9人)
●佐伯 尚彦
◎黒木 裕子/陳内 桃果/鬼塚 彩花/
市原 梨花/
金丸 芽生/立山 莉緒/
福川 侑花/
板井 加奈(大分東明高)/
新垣 聖那(千原台高)
※
中村 朱里

◆埼玉医科大学AC(10人)
●飯野 摩耶(プレイング・マネジャー)
鈴木 菜々/室伏 杏花里/臼田 彩花/
髙橋 里奈/マーシャ・ヴェロニカ/
高野 美幸/今泉 野乃香/土田 佳奈/
下門 美春(埼玉陸協)/
水沼 結衣(拓殖大)/
湯田 向日葵(第一生命G.)
※
臼田 悠花
(7/1 追記)

◆愛媛銀行(8人)
●小林 史和
◎沖村 美夏/竹内 麻里子/豊田 由希
/山中 柚乃/
菊地 香帆/二羽 杏美/
小枝 未森(佛教大)/
中塚 瑞樹(大阪体育大)/
岡田 倫佳(聖カタリナ学園高)
※
畠山 実弓/大城 優衣/正井 裕子/
 井手 海久


※4/11,7/1 追記

◆京セラ(11人)
●若松 誠
足立 由真/盛山 鈴奈/床呂 沙紀/
中島 愛華/山ノ内みなみ/
中原 海鈴/岡田 佳子/兼友 良夏/
白井 明衣/
川上 望華(九州国際大付属高)/
アグネス・ムカリ(倉敷高)
  ※松田 杏奈(デンソーへ)

◆ノーリツ(7人)
●
(プレイング・ヘッドコーチ)小﨑 まり
川上さくら/津野 優/
内田 妃/
平野 文珠(日本体育大)/
藤村 晴菜/藤村 晶菜
(以上 京都光華女子大)
※
大蔵 玲乃

※4/22 追記

◆愛知電機(8人)
●渡部 絵理(プレイング・マネジャー)

◎藤田 愛子/米谷 結希/
庄司 琴美/平山 未来/
吉田 香澄(ニトリ)/
平山 璃奈(神戸学院大)/
渡辺 萌梨(山梨学院高)

※前回未調査のため退部選手不明

◆ダイソー(11人)
●岩本 真弥

相原 美咲/磯部 涼美/
落合 莉子/
平村 古都/
松本 のぞみ/
岡崎 莉子(西京高)/
加藤 小雪(世羅高)/
加藤 美咲(世羅高)/
テレシア・ムッソーニ(世羅高)/
ムアンギ・レベッカ/山下 穂香

全員が高卒3年目以下という新興チームながら、全国高校
駅伝優勝メンバーをゴッソリ獲得して一気にパワーアップ。
今季の動向は要注目です。
※前回未調査のため退部選手不明
(7/1 追記)ムアンギ・山下両選手は4~5月時点でHP記載漏れだったようです。

◆東京メトロ(7人)
●志水 見千子
 アドバイザー:鈴木 博美
青山 由佳/雨宮 氷奈/高松 いずみ/
奥村 純夏(大阪芸術大)
/
眞田 木葉(浜松商高)/
鈴木 真実(玉川大)/
村上 愛華(日本体育大)/

※7/1 新規掲載

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